テックアカデミーDX研修導入事例 – 秋田県教育委員会様
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
この記事を書いた人
テックアカデミーマガジン編集部
秋田県教育委員会様の導入背景
秋田県教育委員会様のHP: www.pref.akita.lg.jp
研修導入前のご要望
汎用性の高いITやデジタルに対する知識を身に付けるのではなく、業務に具体的に使える知識やスキルを身に付けたい。
研修受講コース
ITを使った業務効率化を目的に、Googleアプリ研修を設計しました。
日々の業務の課題を具体的に改善ができるツールの使い方を10時間で習得できます。
研修導入後の変化
- 教育委員会の日々の業務で、ITを生かしたデータ管理をしていく必要性・可能性を実感
- Google Workspace知識0から実務で活用できるレベルへ業務と並行しながら学習
- テックアカデミーのカスタマイズ研修を導入することでGoogleを活用した業務効率化手法を習得
インタビュー回答者
・大須賀様
・土田様
・和田様
ICTの課題について、学習者の視点で見るようになった
- 最初に、秋田県教育委員会の役割についてご説明お願いします。
大須賀様:県教育委員会(以下、県教委)は任命権者であり、私が所属する管理班は教員を採用したり、教員の人事異動を行うことが主な役割となります。文部科学省から通知を受け取るのは県教委になりますので、それを各市町村教育委員会に下ろして、調査の場合にはさらにそれを戻してもらい県教委で集約して文部科学省に回答します。また、今のコロナ禍の状況では、県内の各市町村教育委員会においてはこのような方針で進めてくださいという依頼や、県全体の統一性を図るような舵取りをする役割もあります。一方で、小中学校・義務教育学校というのは市町村立学校になりますので、市町村教育委員会はそれらの学校の監督を行なっております。先生方の服務を監督したり、施設管理を行うのが主な仕事になります。
県教委の日々の業務でITを活かしきれていない現状
- 業務においては、どういったことに課題がありましたか。
大須賀様:業務においては特にデータ管理方法が課題となっていました。業務では主にエクセルを使うのですが、人事異動などで担当が変わった際に、数式や関数の理論の引き継ぎが上手くできておらず時間を取られることが多々ありました。細かいところの引き継ぎが行われていないままハードディスク上に残されているファイルを自分で読み解きながら資料を作成することもあります。
また色々な資料やデータを各所から受け取って、義務教育課でひとつに取りまとめるという作業があります。場合によっては紙を見て電卓で計算して、その数値をエクセルに入力するというようなことも見られたので、まずそうした手間が生じている部分から、業務効率を改善していこうと考えました。
- 膨大なデータを扱う業務として、例えばどういったものがありますか。
大須賀様:特に採用試験の合否判定をするための名簿作成は非常に時間がかかります。採用試験では、選考をするためにデータの並び替えなどを行う必要があります。受験者が増えると作業も煩雑になりますし、数式の範囲指定がずれていると合格者を不合格者にしてしまうということもリスクとして考えられるため、データの取り扱いには、細心の注意を払っております。
実は私も!?独学で損する人の特徴
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テックアカデミー卒業生がスクールを選んだ理由
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はじめてのIT研修、業務の課題から研修をカスタマイズ
- 今までIT研修を実施されたことはありますか。
大須賀様:今までは特別な研修というのは実施していませんでした。具体的な研修というと今回が初めてですね。
- IT研修実施が初めての中、今回の研修を実施することになった経緯について教えてください。
土田様:働き方改革を推進する上で業務のIT化の必要性を感じた前義務教育課長が、「研修をおこなってIT化を進めたらどうか」ということで話をいただいたことがきっかけです。テックアカデミーさんから業務効率化の一案として、Google Workspaceの活用を提案いただき研修を受けたという形になります。まだまだ実際の業務に活かすことができるか課題はありましたが、業務改善の一歩を踏み出すため、実務に沿った研修をお願いしたというところであります。
- Google Workspaceは今回初めて使用されましたか?
大須賀様:はい。実務に使ってみたのは初めてです。
土田様:Google Workspaceについて、私自身存在は知っていました。個人では少し使ってみたりしていましたが、実際に業務では活用していなかったので詳しい操作や機能については学んだことがありませんでした。今回詳しく教えていただいたことで、業務に使えそうなアイデアや、業務効率化の改善点などが見えてきたことが、研修を受けてよかったと実感した点であります。
- 研修内容について、テックアカデミーの営業担当やメンターとはどのように決めましたか?
土田様:まず、我々の業務についての課題をお伝えし、それに併せた研修計画を立てていただきました。その計画も時折柔軟に変えていただき、「この辺りについてもう少し詳しく知りたい」というときはその部分をしっかり教えていただいたり、学力向上推進班の方が参加した時も、各自の業務に合わせた内容にしたりと臨機応変に対応いただいた点がとてもありがたいと思いました。
- 他の班の方も受けられたんですね。
土田様:我々管理班は人事管理が主な役割になるのですが、学力向上推進班には学校での子どもの教育に関わる仕事があります。授業でICTを活用した際のアンケートをGoogleフォームを活用して行うことも検討していたので、そのやり方についても講習の中で教えていただいたりしました。
実務に結びつけるために周りとも連携しながらノウハウを広める
- 今までのやり方を変えることについて、課内などでどのような説得をされましたか。
土田様:我々義務教育課のメンバーはむしろ前向きで、積極的に新しいことを吸収しようとする者が多かったですね。
和田様:自治体内のインターネット環境は、一般企業とは異なるので「デジタル政策推進課」が全体を統括しデジタルトランスフォーメーション(DX)を含めて色々なビジョンを持ったり技術的な部分を担っているところになります。セキュリティの観点からも例えばGoogleドライブなどが使えないんですね。とても厳しいセキュリティの中でやっているので、Googleアカウントを取得しても制限解除の許可がなかなか出ない状況でした。研修の背景などについて理解してもらい、一部利用の許可をもらいました。
来年度はオンラインにて全国規模でのミーティングがあり、アンケートを取る必要があるのですが紙に書いたりといった従来の方式では大変な労力を費やします。そんなときに出会ったのがGoogleフォームなんです。これは活用できないかと思い、交渉して徐々にトライできる環境になってきました。こういった技術についても今後は課内だけでなく、さらに連携できるメンバーを増やし、クラウドやITツールを上手く活用しながら業務の効率化を目指していこうと計画中です。
- 今回の研修で身についたことは何でしたか。
土田様:行政の業務というものはどうしても旧態依然としてしまう部分があるのですが、今回の研修を活かして、徐々に変えていきたいと思っています。そういう意味で今回の講習を受けたということが、業務改善の一歩になったと感じています。
- Slackなどのチャットツールも活用し、研修を実施しました。
- これからさらに身につけたいことについて教えてください。
土田様:我々一部の者が講習を受けても、やりとりする相手がいない限り活用できないことになります。今回受講した内容を具体的に業務に落とし込み、どのように周囲へ広めていくのかを考える必要があります。現状ではWeb上のアプリを全員が自由に使える状況ではないので、それが使えるようになったら共有していきたいという思いがあります。
- 今回の研修を、義務教育課としてどのように活かしていきたいとお考えでしょうか。
土田様:講習を受けた中で、実際業務に活かせそうなものについてはいくつか検討し取り入れていきたいと思っていますが、私の業務の特性上、個人情報を取り扱うことが多いのでその点は慎重に行いたいです。ですが、義務教育課全体の業務として見た場合、活用できるものが出てくる可能性があるので、課内で広がっていく中で、新たな使い方を模索していきたいと思っています。
- とても参考になりました。本日はありがとうございました。
テックアカデミーとは
ただ聞くだけの従来の講義型研修とは違い、実務を想定したカリキュラムで実践的スキルを短期間で確実に身につけられる法人向けオンラインITスキル研修。
現役のプロがパーソナルメンターとなり受講生一人ひとりのスキル習得を徹底サポートいたします。
一般社員向け、新卒/若手エンジニア研修などで幅広くご活用を頂いています。
1名〜数百名規模の研修まで企業様の用途に合わせてご受講が可能でございます。
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従来の研修にありがちなお悩みが以下の内容になります。
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通常業務に影響を与えることなく、空いた時間に研修を進めることができます。
目的別、対象者に合わせたラインナップ
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