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【派遣の給料事情】正社員の平均年収より4割ダウン!?

「待遇が正社員と比べてかなり違う」など、派遣社員だからこそ正社員との格差に不満を感じる人も多いでしょう。厚生労働省によると正社員と派遣社員の年収を比較すると4割も差があると言われています。この記事では、年収や待遇面を良くしていくためのポイントについて解説しました。

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「ほとんど同じ仕事をしているのに、正社員の人は毎年昇給があって、自分にはない。そもそも基本給がかなり違う・・・」

派遣社員として働いている人の中には、正社員との年収の格差に不満を感じている方も多いと思います。

厚生労働省によると正社員と派遣社員の年収を比較すると、派遣社員の年収は正社員の平均年収に比べると4割ダウンとなるデータがあります。(詳しいデータは本文で解説させていただきます)

 

役職のアップや家族手当などの福利厚生の面でも、派遣社員は正社員と比べると不利な条件となっていることが多いので、1つの企業に長く勤めれば勤めるほど正社員との差が開いていってしまう、というのが実情です。

今回は派遣社員の方が年収をアップするために注意しておくべきポイントについて解説していきます。

 

派遣の平均給料

厚生労働省が発表している「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、大企業の正社員の人の平均年収は375万5000円、正社員以外の人の平均年収は223万2000円となっています(男女の平均)

比較すると派遣社員の人の平均年収は正社員の方のおよそ4割ダウン(正確には59.4%)ということになります。また、派遣社員の方の賃金計算は基本的に時給換算となり、そのうち20%程度月額固定でもらえる賃金となります。

 

基本給ベースで考えると正社員との差は小さい企業も多いですが、派遣社員にはボーナスが支給されないことがほとんどであるため、年収で考えると正社員とは大きな差が出ることになります。

事務スタッフとしてフルタイムで働いている派遣社員の方の場合、正社員の方とも仕事の内容はほとんど同じという場合が多いですから、不公平と感じている方も多いでしょう。

 

給料をあげる方法

「自分は派遣だから給料が少ない」となげきたくなる時もありますよね。しかし、厳しいようですがいまの現状を甘んじて受け入れてしまってはここから先の進歩も望めません。

現在は派遣社員として働いている人であっても、長期的な目線を持ってキャリアアップを目指していけば満足のいく年収を得ながらやりがいのある仕事に就くことは可能です。

もちろん、ただがむしゃらにがんばる、勤務時間をひたすら増やす、というような頑張り方をしても根本的な解決にはなりませんので、派遣社員の方が効率的に年収をあげるためのポイントを解説します。

 

正社員になる

まず「日本では、派遣社員でいる限りキャリアアップは頭打ちになる」という事実を受け入れる必要があります。

日本企業の場合、基本的には勤続年数や役職が高くなるほど固定給もアップしていくという賃金体系を採用している企業がほとんどです。

正社員になると時給換算の派遣社員の時と比べると一時的に月収が減るということも考えられます。しかし、年収ベースで考えるとおよそ70%以上の人が年収アップできているというデータがあるのです。

派遣社員の場合、そもそも上位の役職の候補となること自体が難しいため、派遣社員という区分に所属している限りは長期的なキャリアアップは難しいというのが実情なのです。

とはいえ、「そんなに簡単に正社員になれたら苦労はしない!」と思われる方がほとんどですよね。正社員になるためには「自分の会社で長期的に活躍して欲しい」と企業に思われる必要があります。

 

長期的に活躍して欲しいと考える社員のタイプには2種類あります。

1つはリーダシップを持って複数の社員を引っ張っていくことができる人です。ただし、これについては生まれながらの性格や適性が影響する部分が大きいので、努力によって改善できる場合とそうでない場合があります。

そのため、「自分はリーダーシップを発揮するタイプの人間ではない・・・」という方の場合は別の方向性で努力する必要があります。

専門性の高い技術を持つ人になる

企業が長く勤めて欲しいと考える社員の2つ目として、専門性の高い技術を持つ人になることが挙げられます。専門性の高い技術は単に長く企業に勤めているだけで身につくものではないので、企業は常に必要な技術や知識を持つ人がいないか、をリサーチしています。

よほど特殊な技術でない限り一定期間集中してトレーニングを受けさえすれば、まったくの未経験の方であっても専門技術は身につけることができます。(おすすめの専門技術については後で解説させていただいています)

そのため、現在は派遣社員として働いている人であっても、企業側のニーズが高い専門技術を身につけることができれば正社員として採用される可能性は十分にあるのです。

専門技術は楽しみながら磨いていくのが大切

もちろん、専門技術というのは日進月歩で進んでいくものですから、常に自分の専門スキルを高める努力が必要となります。

しかし、「これが自分の専門分野」というものを一つ持つことができれば能力を高めていくことそのものに生きがいを感じられるようになるものです。専門家と呼ばれる人たちの多くは、そういう気持ちで仕事をしている場合が多いです。

長期的にキャリアアップを確実に達成していくためには、楽しく技術を磨きながら企業からも必要とされる人材になる、という方向性で努力を重ねていくことがポイントになります。

 

専門性の高い仕事とは

専門性が高い仕事は、誰でも就けるわけではありません。それ故に、その専門性を持った人はその専門スキルや知識を必要とする企業から常に一定の需要があるということになります。

そのため、景気の動向に左右されずらく、転職や休職後の復帰をするにしても有利に働くでしょう。

では、具体的に専門性の高い仕事とはどんな仕事があるのか、例を挙げてみます。

  1. 会計士
  2. 薬剤師
  3. エンジニア

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

1. 会計士 / 30代の平均年収:700〜800万

会計士は、企業や自治体のお金に関する全般を管理するのが主要な業務内容です。企業が健全な経営活動を行うためのお金の管理を担うため、非常に重要ながらも表舞台に出るケースは少ないので、縁の下の力持ち的な存在です。

会計士になるには、公認会計士試験という国家資格に合格しなければなりません。年齢・学歴等は関係なく誰でも受験することができますが、難易度が高いため相当な努力が必要になるでしょう。

2. 薬剤師 / 30代の平均年収:550〜650万

薬剤師は、医薬品に関するエキスパートです。病気や怪我の治療に適切な薬を調合・研究するのが主な仕事となります。薬剤師の活躍の場として最も一般的なのは、調剤薬局です。病院で医師が患者様を診て、必要な薬を出すよう処方箋をもらいますが、その薬が患者様にとって問題ないかどうか、を確認する意味としても薬剤師は必要です。医師と薬剤師のダブルチェックをする仕組みによって、患者様に適切な薬が渡るようになっています。

薬剤師も国家資格を取得している人だけが就くことができます。そして、そのためには薬学を学べる大学を卒業することが必須条件となっています。今から薬剤師を目指すためには、まず大学に受かる必要があるということです。

また、薬学を学べる大学は6年制のところが一般的なのでお金と時間が必要になります。

3. エンジニア / 30代の平均年収:500〜600万

エンジニアは、IT技術者とも言いますが、いわゆるITに関わる技術者の総称です。今やどんな業界の仕事でも何かしらのシステムを使って仕事をしていると思います。例えば、勤怠管理システム。出社・退社時刻の管理や、1ヶ月分の勤怠を確認してお給料をお支払いするためには、どの企業でも必要なシステムではないでしょうか。

こういったシステムを作り出しているのはITの力で、さらにこの技術を扱うエンジニアの手によって生み出されているシステムであると言えます。エンジニアは、このように業務上の効率化や新しいサービスなどを日々生み出すためにIT技術を用いて業務を行っています。

エンジニアになるにあたっては学歴や職歴は関係なく、その人の持つITスキル次第で未経験からでもなれる職種です。必須資格もないので、目指すにはハードルが低くなおかつ専門性の高い仕事と言えるでしょう。

 

このように、専門性の高い仕事に就くには専門スキルがあるということが前提になります。

これから専門性の高い仕事に就くにあたって、現実的でなおかつ長期的にキャリアを見据えられる業界を選定する必要があるでしょう。

 

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専門性の高い仕事とは

オックスフォード大学が発表した研究によると、ここから10〜20年間のうちにいま存在している職業のおよそ半分は人工知能が代替できるようになり、人間が行う必要がなくなると言われています。

海外の事例ですが、すでに人工知能が電話セールスをしたり、法律や会計についての事務作業を完全に自動化するということが実際に行われているのです。

あなたがいま、派遣社員として取り組んでいる仕事はこれからの時代にも残っていくものでしょうか。

IT業界でおすすめの転職サイト・エージェントもまとめているので、転職を検討している方はぜひ活用してみてください。

 

ITスキルを身につける

ここまでの内容で、「今の自分の仕事は10〜20年後も残っていくものではないかも・・・」と不安を感じた人にはITエンジニアやWEB制作に関する仕事のスキルを身につけることをおすすめします。

これらの仕事は「人工知能などの機械をうまくコントロールするためにはどうしたらいいか?」を考える仕事です。

WEB制作に関しては人間の感性が重要となる側面が大きく、人工知能では対応できない部分を人間が補っていくという形での働き方が今後も続いていくと思われます。

 

また、ITエンジニアは人工知能やロボットを扱うためのシステム設計・構築を担うITの根幹となるものを作るため今後も仕事は増え続けていくでしょう。

でも、「ITやパソコンは苦手」「エクセルやワードぐらいしか使えない」と敬遠したり苦手意識を持っている人も多いかもしれません。しかし、今活躍しているITエンジニアの多くは、もともと未経験だったことに変わりはなく、技術や知識を少しずつ積み上げて仕事に生かしています。

なので、未経験ということはITエンジニアになるにあたって、何の障壁にもなりません。

今では、プログラミング自体が社会に浸透し始めてきており、ITスキルをゼロから身につけていけるスクールも数多くあります。

 

技術力をつける

ITスキルをゼロから身につけるためには、様々な手段があります。

例えば、独学や知人に教わる方法です。ただ、専門的なスキルを身につけるために技術書を購入して1ページ目から読み進めてみても、本当に理解できているのか、わからない時の解決方法がわからない、などモチベーションを削がれるシーンが何度も訪れます。

仕事に生かす現場レベルのスキルを身につけるのであれば、体系的に基礎から実践できるようなスクールを活用するのが一番の近道であり、身につくスキルも正しく現場ですぐに活かせる内容ではないでしょうか。派遣からの脱却を考えている場合、半年や1年も時間をかけていられないと思います。

そういった状況であれば、短期間でしっかりとスキルを身につけながら、転職活動までスムーズに進められたら効率的でしょう。

経済的にもあまり負担がなく一気にスキルを身につけ転職活動をしていくと決めているのであれば、それらを解決するオンラインプログラミングスクール「TechAcademy就職予備校」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

こちらのスクールでは、全くの未経験者がゼロから8週間でITスキルを身につけ、転職活動の成功までサポートをしており派遣社員から正社員としてITエンジニアに転身する卒業生を多く輩出しています。

 

なぜ、未経験からでもスキルを身につけることができるのかは、このスクールの優秀な講師陣が1つの理由です。

指導をする講師(=メンター)は現役エンジニアとして第一線で活躍しているため、基礎から現場レベルのスキルまでわかりやすく、そしてわかるまで指導をしてくれます。そのため、8週間という短い期間でもIT企業から内定をもらえるレベルまでスキルを引き上げることができます。

学習の方法については、「オンライン完結」のため、自宅や好きな場所でパソコンとネット環境さえあればできます。お仕事をしながら平日の夜に学習を進めたり、土日のまとまった休日を活用して進めるなど、一人一人の生活スタイルに合わせてスケジュールを決めることができます。

人によっては、4週間でカリキュラムを全て完了するスケジュールを立てて、残りの4週間はオリジナルアプリ開発のためにメンターのアドバイスを活用する、という方もいらっしゃいます。そうすると、転職活動にアピールできるポイントが増えるのでとても良い活用方法ですよね。

 

また、転職活動の面では、受講生1人につき担当カウンセラーがついてキャリアカウンセリングの実施・求人の紹介・企業面接の調整など全般のサポートを行いますので、転職が初めてという方でも安心して進めることができます。

未経験からITエンジニアを目指す人の支援をたくさん経験してきているカウンセラーなので、高いマッチング率も魅力的なポイントです。早い方では、学習を開始してから1ヶ月後にはIT企業から内定をもらえた、という人もいます。

たった一人で学習・転職活動を進めるのではなく、こうしたサービスが充実しているスクールを活用することで1・2ヶ月後の生活を180度変えることも可能なのです。

このスクールでは、転職活動に成功してなおかつ学習も全て終えた方については、受講料金を全額キャッシュバックしています。つまり、実質経済負担はゼロでITエンジニアになることができます。

そろそろ派遣社員から脱却し、しっかりとしたキャリアを築いていきたいと考えている人は、ぜひチャレンジされてみると良いでしょう。

さらに詳しいスクールの内容は、TechAcademy就職予備校からご覧ください。

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