横並びにできる!CSSのtable-cellの使い方【初心者向け】
初心者向けにCSSのtable-cellの使い方について解説しています。table-cellはインライン要素やブロック要素などのようにdisplayプロパティで表現される表示形式です。テーブルやエクセルのセルのような要素を作成することが出来ます。
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CSSのtable-cellの使い方について解説します。table-cellは名前の通りテーブルやエクセルのセルのような表示を行うことが出来ます。
そもそもCSSについてよく分からないという方は、CSSの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のCSSカリキュラムをもとに執筆しています。

今回は、CSSに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

CSSのtable-cellの使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
table-cellとは
table-cellは、テーブルタグの子要素のようなスタイルを与えることができる、displayプロパティの値です。
よく、「要素をカンタンに横並びにできるもの」として登場しているのではないかと思います。
そもそもこの「テーブル」の部分ですが、元をたどればテーブルタグというものが存在します。(ご存知の方は読み飛ばしてください。)いわゆるWebサイトが普及し始めた頃、フレームワークはほぼテーブルタグで行われていました。
HTMLタグ自体が、強制的に表のようになるようにできているので、「表示幅によっては縦並び」みたいなことが不可能で、今ではWebのレスポンシブ化とともに、すっかり見かけなくなってしまいました。
その「テーブル」の「セル」。エクセルなどで「セル」って聞いたことないでしょうか。つまり、display: table-cell; とは、テーブルの中身の枠をを再現できるものだということです。
通常のブロック要素とは違う動きをしますので、注意が必要です。
table-cellの書き方
基本的には、親要素にdisplay: table;を与えた上で使います。
実際に書いてみよう
HTML
<div class="container">
<div class="box apple">
<p>りんご</p>
</div>
<div class="box orange">
<p>みかん</p>
</div>
<div class="box grape">
<p>ぶどう</p>
</div>
</div>
CSS
.container{
display: table;
width: 600px;
height: 200px;
}
.box{
display: table-cell;
text-align: center;
color: #fff;
}
.apple{
background: #ED3B2B;
vertical-align: middle;
}
.orange{
background: #E4642C;
vertical-align: top;
}
.grape{
background: #9D2AC0;
vertical-align: bottom;
}
プロパティの値を変えたり色々操作してみてください。
| この記事を監修してくれた方
和田 祥子(わださちこ) テニスと音楽とビールが好きです。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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