JavaScriptでラジオボタンのイベントの値を取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでラジオボタンのイベントの値を取得する方法について解説しています。ラジオボタンはHTMLフォーム要素の1つで、複数の選択項目から1つだけ選ぶような用途に使用します。どのラジオボタンがチェックされているのかについてなど解説します。
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JavaScriptでラジオボタンのイベントの値を取得する方法について解説します。実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
ラジオボタンのイベントの値を取得する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
ラジオボタンとは
ラジオボタンとは、複数の選択肢からユーザーが選択した値を受け取るフォーム要素の1つです。<input>タグで表現され、選択肢を示す<label>タグと共によく使用されます。
<input type="radio" id="選択肢1のid" name="ラジオグループの名前" value="選択肢の値" checked> <label for="選択肢1のid">選択肢1を示す</label> <input type="radio" id="選択肢2のid" name="ラジオグループの名前" value="選択肢の値" checked> <label for="選択肢2のid">選択肢2を示す</label>
ラジオボタンは、name属性を同一にすることで共通の「ラジオグループ」として表現されます。ラジオグループの中でラジオボタンは同時に1つのみ選択することが可能です。ラジオボタンについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ラジオボタンのイベントの値を取得する方法
ラジオボタンが選択されているかどうかはchecked 属性で確認できます。選択されているとtrue 、選択されていなければfalseが返ります。
document.getElementById("radio1").checked
ラジオグループに含まれるラジオボタンを全て取得するにはdocument.getElementsByName を使用します。取得したラジオボタンをループ処理することで、選択されたラジオボタンの値を取得できます。
var elems = document.getElementsByName("ラジオグループの名前");
for(var i = 0; i <elems.length; i++){
//elems[i].checked でラジオボタンの選択を確認できる
}
実際に書いてみよう
今回のサンプルプログラムでは、ラジオグループで選択されたラジオボタンの値をコンソールに表示します。コンソールは、ブラウザがChromeであればデベロッパーツールで確認できます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8"/>
<title>sample1</title>
</head>
<body>
<input type="radio" id="apple" name="fruit" value="APPLE" onchange="func1()" checked>
<label for="apple">りんご</label><br>
<input type="radio" id="banana" name="fruit" value="BANANA" onchange="func1()">
<label for="banana">バナナ</label><br>
<input type="radio" id="cherry" name="fruit" value="CHERRY" onchange="func1()">
<label for="cherry">さくらんぼ</label>
<script language="javascript" type="text/javascript">
function func1() {
var fruits = document.getElementsByName("fruit");
for(var i = 0; i < fruits.length; i++){
if(fruits[i].checked) {
console.log("選択された値：", fruits[i].value);
}
}
}
func1();
</script>
</body>
</html>
実行結果は以下のようになります。ラジオボタンを選択する度に、選択された値がコンソールに表示されます。
筆者プロフィール
| この記事を監修してくれた方
太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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