PHPで配列に要素を追加する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで配列に要素を追加する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

今回はPHPで配列に要素を追加する方法について紹介します。

arrayとは

まずarrayとは配列のことを意味します。

通常の変数には一つの値しか設定できませんが、array関数を使用する事で変数の値を配列化する事ができます。また、既に存在する配列に値を追加する場合はarray_push()関数を使用します。

 

配列を追加する方法

まずは変数を配列化するarray関数の使い方について紹介します。array関数は以下の文法で使用することができます。

$変数名 = array("値1","値2","値3");

次に既に存在する変数に値を追加するarray_push()関数の使い方について紹介します。array_push()関数は以下の文法で使用することが出来ます。

$変数名 = array("値1","値2","値3");
array_push($変数名,"値4","値5");

 

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実際に書いてみよう

それではarray関数を使用して変数$animalに”ライオン” “キリン”が設定された配列を作成する方法をサンプルコードを例に紹介します。

サンプルコード

<?php
//変数$animalに"ライオン" "キリン"の値を入力
$animal = array("ライオン","キリン");
//変数$animalの配列の中身を順番に出力
foreach($animal as $value){
    echo $value;
    echo "n";
}
?>

 

実行結果

ライオン
キリン

次に先ほどのサンプルコードにarray_push()関数を追加して既に存在する、配列が設定された変数$animalに”パンダ” “ゾウ”の値を追加する方法を紹介します。

サンプルコード

<?php
//変数$animalに"ライオン" "キリン"の値を入力
$animal = array("ライオン","キリン");
//変数$animalの配列の中身を順番に出力
foreach($animal as $value){
    echo $value;
    echo "n";
}
?>
//array_push()関数を使用して変数$animalに"パンダ" "ゾウ"を追加
array_push($animal,"パンダ","ゾウ");
//変数$animalの配列の中身を順番に出力
echo ">>array_push()関数を使用して値を追加n";
foreach($animal as $value){
    echo $value;
    echo "n";
}
?>

 

実行結果

ライオン
キリン

>>array_push()関数を使用して値を追加
ライオン
キリン
パンダ
ゾウ

コード13行目でarray_push()関数を使用して変数$animalに配列値を追加しています。

実行結果よりarray関数による配列設定後と、array_push()関数をしようして配列の値を追加した後の内容が出力されている事が確認できます。

筆者プロフィール

菅繕久（すがよしひこ） 現在はフリーランスのエンジニアをしていてプログラミング歴は8年目になります。 普段は Python、FileMaker等を使って様々な業務で活用できるIoTプロダクトRPAツールを作成しています。 開発実績としては、業務自動化ツール(在庫管理・発注・ファイル操作 etc)、電子カルテシステム、ロボット用プログラムなどがあります。 TechAcademyではPythonコースを担当しております。

 

 

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