HTMLでタブ文字を入れる方法を現役デザイナーが解説【初心者向け】

HTMLでタブ文字を入れる方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

HTMLでタブ文字を使って文章を整列したいことがあります。

タブ文字を打ってもうまく反映されない、きれいに整列しない、そんなあなたは、ぜひこの記事を読んでタブをマスターしてくださいね。

目次

• HTMLでタブ文字を入れる方法
• HTMLを学習中の方へ

そもそもHTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

 

HTMLでタブ文字を入れる方法

HTMLでタブ文字を入れる方法は簡単です。

<pre>タグを使って、特殊文字&#009;と打つと、タブが表示されます。

See the Pen
TabChar by TAKAYOSHI (@lspuwbkv)
on CodePen.

 

ではなぜ、pタグやh1タグではスペースに代わってしまうのでしょうか。

&#009とは、どんな意味があるのでしょうか。

 

詳しく解説していきますね。

 

タブ文字はスペースに代わる

HTML上に普通にタブ文字を打つと、ブラウザ表示ではスペースに代わってしまいます。

理由は、タブ文字はコードの整列に用いられているからです。

 

HTMLなどのプログラミングコード記述では、文頭を整列させて読みやすくする文化があります。

インデントと呼び、構成や処理を読みやすく記述するため、スペースやタブ文字で整列するのです。

 

コード上は、スペースがいくつあっても、タブ文字も、改行も、「離れている」という意味になります。

そのため、ブラウザで表示すると「離れている」表現でスペース1つに代わってしまうのです。

 

preタグではスペースに変わらない

タブをスペースに変えたくない、そんな時はpreタグを使います。

 

preタグは、「preformatted text（整形済みテキスト）」の略です。

もうすでに整形してあるので、形を変えないでそのまま表示されるのです。

 

preタグでタブなどの特殊文字を使うためには、文字コードを入力します。

 

タブのアスキーコードは9

コンピュータの内側では、英語でも数字でも日本語でも、どんな文字も番号で表されています。

どの番号がどの文字か、という対応のことを文字コードと言います。

詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧くださいね。

 

どんな環境でも共通の文字コードは「アスキーコード」で、タブ文字は9と決まっています。

そのため、HTMLで特殊文字を表す「&#」の後に9を記述した「&#009;」がタブ文字を表すのです。

 

ちなみに、CSSの文法でタブ文字を表すには「\9」と記述するんですよ。

 

 

HTMLを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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