JavaScriptでキーコードを取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでキーコードを取得する方法について現役エンジニアが解説しています。キーコードとはパソコンのキーボードを識別する値です。キーコードを取得する方法には、キーボードイベントを設定してキーの値を取得するものがあります。KeybordEventを設定してみましょう。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元：GMOリサーチ株式会社 調査期間：2021年8月12日～8月16日 調査対象：2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18～80歳の男女1,000名 調査手法：インターネット調査
JavaScriptでキーコードを取得する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
JavaScriptでキーコードを取得する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
目次
キーコードとは
キーコードとはパソコンのキーボードを識別する値です。キーコードにより、どのキーが押下されたかを取得可能です。
キーコードを取得する方法
キーコードを取得するには「キーが押された」というイベントに対してイベントリスナーを指定する必要があります。
イベントリスナーはKeybordEventオブジェクトを引数として受け取ります。KeybordEventのcodeプロパティで物理的にどのキーが押されたかを示すキーコードを取得できます。
KeybordEventのcodeプロパティについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
なお、物理的に押されたキーではなく文字を取得するには keybordEvent の key プロパティを使用します。詳しくは以下の記事も参考にしてください。
その他、KeybordEvent オブジェクトのプロパティを使用することで、 Shift などの修飾キーが押されたことも検出することができます。KeybordEvent オブジェクトについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
実際に取得してみよう
今回のサンプルプログラムでは、キーコードを取得する方法について確認します。
ソースコードはMDNに掲載されているものを参考にしています。
index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>sample</title>
</head>
<body>
<p id="log_code"></p>
<p id="log_key"></p>
<p id="log_mod"></p>
<script language="javascript" type="text/javascript">
// keydownイベントにイベントリスナーを設定
document.addEventListener('keydown', logKey);
function logKey(e) {
// キーコードの取得
log_code.textContent += ` ${e.code}`;
// 入力された文字の取得
log_key.textContent += ` ${e.key}`;
// 修飾キーの判定
if (e.ctrlKey) {
log_mod.textContent = 'Ctrl';
} else if (e.shiftKey) {
log_mod.textContent = 'Shift';
} else if (e.altKey) {
log_mod.textContent = 'Alt';
}
}
</script>
</body>
</html>
実行結果は以下のとおりです。キーを「a」、「b」、「c」、「Ctrl + c」の順に押下すると以下のように表示されます。
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まとめ
今回の記事ではJavaScriptでキーコードを取得する方法を学習しました。
筆者プロフィール
| 太田和樹（おおたかずき）
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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