条件分岐を覚える!Scalaでif文を使う方法【初心者向け】
初心者向けにScalaでifを使う方法について解説しています。これは条件処理を行うもので、Scala以外のさまざまな言語でも基礎となる重要な式です。基本の書き方を必ず覚えておきましょう。
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今回は、Scalaでifを使う方法を解説します。
Scalaについてそもそもよく分からないという方は、Scalaとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
今回は、Scalaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
ifを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
Scalaのifとは
Scalaのifとは、もし〇〇だったら、条件に合致する場合、△△する処理を実行するといった、条件処理です。
ifの直後には〇〇という条件文のみが記載されます。
実際に処理される内容は、条件文の後の{}で囲まれた内部の△△になります。
if文は実際の現場でも、様々な処理で利用されます。
例えば、メールフォームに入力されたユーザーのメールアドレスが、すでに登録済みのものかを確認する場合です。
この時の処理としては、もし入力されたメールアドレスが、すでに登録済みのデータのメールアドレスと同じ場合、「入力されたメールアドレスは既に登録済みです」と表示処理を行います。
Scalaのifの書き方
最も基本的な文法です
文法
if (条件式) { 処理A } else { 処理B }
解説
条件式に合致する場合は処理Aを実行します。
合致しない場合は処理Bを実行します。
Scalaのifを実際に書いてみよう
19という値に対する条件表示
ソースコード
object Main extends App { var age = 19 if(age < 20) { println("未成年です") } else { println("成人です") } }
表示結果
未成年です
解説
1行目のobject Main extends App {では、ScalaのAppという機能をextend(継承し再利用)してMainという名前のObject(オブジェクト)を宣言しています。
2行目のvar age = 19では、変数ageに19を代入しています。変数とは値を入れる箱のようなものです。
3行目のif(age < 20) {では、変数ageが20より小さい場合という条件を設定しています。
4行目のprintln(“未成年です”)では、3行目の条件に合致する場合に処理されます。処理内容は未成年ですと表示します。
5行目の} else {では、3行目の条件文に合致しない場合という意味の条件文です。
6行目のprintln(“成人です”)では、4行目の条件に合致する場合に処理されます。処理内容は成人ですと表示します。
7行目の}では、3行目の5行目のelse文の処理を終了しています。
8行目の}では、1行目の処理を終了しています。
今回は、変数ageが19だったため、未成年ですと表示されました。
今回は、Scalaでifを使う方法を解説しました。
この記事を監修してくれた方
中本賢吾(なかもとけんご) 開発実績:PHPフレームワークを利用した会員制SNS・ネットショップ構築、AWSや専用サーバー下でLinuxを使用したセキュアな環境構築、人工知能を利用したシステム開発、店舗検索スマホアプリ開発など。 その他にも地域の職業プログラマー育成活動を行い、2018年には小学生がUnityで開発したオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース。ゲームで遊ぶより作ろうぜ!を合言葉に、小学生でも起業できる技術力を育成可能で有ることを証明し続けている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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