JavaScriptで電卓プログラムを作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptで電卓プログラムを作成する方法について解説しています。JavaScriptで電卓を作成する方法には色々ありますが、入力した文字列をコマンドとして処理する方法もあります。evalやFunctionなどを使用して解釈します。
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JavaScriptで電卓プログラムを作成する方法について解説します。実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
電卓プログラムを作成する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
電卓プログラムを作成する方法
JavaScript には、文字列をプログラムとして評価する機能としてevalとFunctionがあります。
eval
Function
ただしevalは呼び出し元の持つ権限でプログラムが実行されるため、悪意のあるコードが実行される危険性があるため、利用が推奨されていません。 代わりにFunctionを使うようにしましょう。
今回はFunctionを使い、電卓プログラムを作成します。
実際に書いてみよう
ソースコードは以下のようになります。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>sample</title> </head> <body> <input type="text" id="result"> <div> <input type="button" value="1" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="2" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="3" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="+" onclick="edit(this)"> </div> <div> <input type="button" value="4" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="5" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="6" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="-" onclick="edit(this)"> </div> <div> <input type="button" value="7" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="8" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="9" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="/" onclick="edit(this)"> </div> <div> <input type="button" value="0" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="." onclick="edit(this)"> <input type="button" value="*" onclick="edit(this)"> <input type="button" value="=" onclick="calc()"> </div> <script language="javascript" type="text/javascript"> var result = document.getElementById("result"); function edit(elem) { result.value = result.value + elem.value; } function calc() { result.value = new Function("return " + result.value)(); } </script> </body> </html>
edit関数で、押されたボタンに対応した文字を追加しています。
function edit(elem) { result.value = result.value + elem.value; }
calc関数で、 Function を使用して数式を計算しています。
function calc() { result.value = new Function("return " + result.value)(); }
実行結果は以下のようになります。
筆者プロフィール
この記事を監修してくれた方
太田和樹(おおたかずき) ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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