Pythonで出力結果をファイルに保存する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonで出力結果をファイルに保存する方法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

Pythonで出力結果をファイルに保存する方法

出力結果をファイルに保存するには、print関数を使います。

print関数は、引数で指定したオブジェクトの文字列表現をコンソール(標準出力)に出力しますが、fileキーワードで出力先を指定することで、ファイルに書き込むこともできます。

以下のように、ファイルオブジェクトを指定するとファイルに書き込めます。

 

with open('file.txt', 'w') as f:
  print('abc', file=f)

 

上の例は、ファイルfile.txtに文字列abcを書き込む処理です。
書き込みには、書き込みモード(w)か追記モード(a)でファイルを開いておく必要があります。

ファイルオブジェクトは、fと定義しているので、fileキーワードでfを指定しています。

 

実際に書いてみよう

サンプルコード

with open('sample.txt', 'w') as f:
  print('aaa', file=f)
  print('bbb', file=f)
  print('ccc', file=f)

with open('sample.txt') as f:
  print(f.readlines())

 

実行結果

['aaan', 'bbbn', 'cccn']

 

解説

• ファイルsample.txtを書き込みモードで開く
• print関数を3回呼び出し、文字列を3個書き込む
• ファイルsample.txtを読み込みモードで開く
• 文字列の出力

 

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監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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