HTMLでのGoogleMapの埋め込み方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにHTMLでのGoogleMapの埋め込み方について解説しています。GoogleMapを使うと簡単にサイトに所在地などを表示することができます。GoogleMapを埋め込む際の手順やカスタム方法について見ていきましょう。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
HTMLでのGoogleMapの埋め込み方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそも、HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。
今回は、HTMLに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
GoogleMapの埋め込み方について詳しく説明していくね!
お願いします!
手順説明
GoogleMapで該当する場所を表示させて共有することで、簡単にHTMLにGoogleMapを埋め込むことができます。
GoogleMapで該当する場所を表示する
GoogleMapで該当する場所を表示します。表示した場合、共有をクリックします。
出てきた画面で「地図を埋め込む」を選択します。「HTMLをコピー」をクリックするとクリップボードにHTMLがコピーされます。
あとは、HTMLファイルの好きな場所にコピーしたHTMLを貼り付けることでGoogleMapが表示されます。
<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3240.827853398555!2d139.76493611539615!3d35.681240537578475!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x60188bfbd89f700b%3A0x277c49ba34ed38!2z5p2x5Lqs6aeF!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1575076167410!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450" frameborder="0" style="border:0;" allowfullscreen=""></iframe>
設定や地図の大きさを変えてみよう
先程の画面で地図の大きさを「小、中、大、カスタムサイズ」から選択することで、貼り付けるGoogleMapの大きさを変えることができます。また、コピーしたHTMLの width や height 属性を変更することで、任意の大きさに設定することも可能です。以下はwidthとheihtを100%に設定し、div要素の中に配置した例です。
HTML
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>sample</title> <style> #wrapper { display: flex; height: 300px; } #side { width: 40%; } #main { width: 60%; background-color: cadetblue; } </style> </head> <body> <div id="wrapper"> <div id="side"> <iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d3240.827853398555!2d139.76493611539615!3d35.681240537578475!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x60188bfbd89f700b%3A0x277c49ba34ed38!2z5p2x5Lqs6aeF!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1575076167410!5m2!1sja!2sjp" width="100%" height="100%" frameborder="0" style="border:0;" allowfullscreen=""></iframe> </div> <div id="main"> <h2>メインコンテンツタイトル</h2> <p>メインコンテンツ内容...</p> </div> </div> </body> </html> 実行結果
flexレイアウトにより常に画面全体の40%の幅で表示されるようになります。
レスポンシブデザインを意識して埋め込んでみよう
レスポンシブデザインとは、スマートフォンやパソコンなど、Webサイトを閲覧する画面サイズに合わせて適切に内容を表示するデザイン手法のことです。メディアクエリという手法を使い、上記のソースコードをレスポンシブデザインに対応させた例を紹介します。変更箇所である<style>の部分のみ掲載しています。
HTML
<style> #main { background-color: cadetblue; height: 300px; } #side { height: 300px; } @media (min-width:1000px) { #wrapper { display: flex; height: 300px; } #side { width: 40%; } #main { width: 60%; } } </style>
実行結果は以下のようになります。スマートフォンなどで表示すると画面表示が変更になることが確認可能です。
監修してくれたメンター
太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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