JavaScriptによる音楽再生ソフトの作成を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptによる音楽再生ソフトの作成について現役エンジニアが解説しています。HTML5から導入されたAudioオブジェクトを利用すると音楽を再生することが可能です。音楽再生ソフトの再生・一時停止・停止方法などについて解説します。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
JavaScriptによる音楽再生ソフトの作成について、TechAcademyの現役エンジニアが実際のコードを使って初心者向けに解説します。
JavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をみてみましょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回はJavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptによる音楽再生ソフトの作成について詳しく説明していくね!
お願いします!
JavaScriptで音楽(トラック)を再生する方法
動画や音声を扱うインターフェース(機能の呼び名や形を決める外装のようなもの)を派生させたAudioオブジェクトを生成することでAudioの各種機能を使用することが可能です。
Audioオブジェクトを活用したコードは以下のようになります。
Audioオブジェクトを生成するJavaScript
var audio = new Audio();
再生や停止など提供されている機能は、インターフェースであるHTMLMediaElementを参照してください。
JavaScriptで音楽再生ソフトを作成してみよう
画面に「再生」や「停止」のボタンを表示させることが可能です。
JavaScriptで押されたボタンに合わせて生成したAudioの機能を呼び出すことで動作します。
JavaScriptで音楽再生しよう
シンプルに再生ボタンと停止ボタンだけの画面を用意するコードです。
HTML
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> </head> <body> <p> <button onclick="play();">再生</button> <button onclick="pause();">一時停止</button> </p> </body> </html>
JavaScript
var audio = new Audio(); audio.src = '【音声ファイルのURL】'; function play() { audio.play(); } function pause() { audio.pause(); }
解説
画面(HTMLソース)の再生ボタンと一時停止ボタンに「onclick=”【JavaScriptの関数名()】”」と記述することでクリックした時に対応する処理を呼び出します。
Audioオブジェクトを生成した後で「audio.src = ‘【音声ファイルのURL】’」と記述することで操作する音声ファイルを指定します。
play関数の中では「audio.play()」と表記し、Audioオブジェクトのplay、再生機能を呼び出すものです。
pause関数の中では「audio.pause()」と表記し、Audioオブジェクトのpause、一時停止機能を呼び出すものです。
執筆してくれたメンター
横山茂雄(よこやましげお)
フリーエンジニアとして活動中。 サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。 TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。 |
JavaScriptによる音楽再生ソフトの作成方法が分かりやすくて良かったです!
今後、ゆかりちゃんも分からないことがどんどんあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
TechAcademyでは、初心者でも、JavaScript・jQueryを使ったWebサービス公開を習得できる、オンラインブートキャンプを開催しています。
また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、参加してみてください。