PHPでIPアドレスを取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPでIPアドレスを取得する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

この記事は、PHPで開発したアプリケーションにアクセスした時のユーザーのIPアドレスを取得する方法を紹介する記事です。

IPアドレスの概要から、PHPでのIPアドレスの取得方法まで書いているので、IPアドレスについてよく分からない方でも、簡単に「PHPでIPアドレスを取得する方法」について習得できます。

目次

1. IPアドレスとは
2. IPアドレスを取得する方法
3. 実際に書いてみよう
4. まとめ

 

IPアドレスとは

IPアドレス(Internet Protocol Address)とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末に割り振られ、ネットワーク上で端末を識別するための、住所のようなものです。

例えば、パソコンから別のパソコンに接続するような時は、接続する相手のIPアドレスを指定することで、接続するパソコンを指定できます。

 

IPアドレス例：

192.168.10.1

 

上記の例のように、3桁の数字を「.」で区切って4つ並べたものがIPアドレスです。

それぞれの3桁の数字は、「0-255」まで使用可能で、3桁の数字が8ビット(1バイト)で表現されていて、合計で32ビット(4バイト)で構成されています。

 

IPアドレスには、「グローバルIPアドレス」と「ローカルIPアドレス」（プライベートIPアドレス）があります。

グローバルIPアドレスは、インターネット上で使用するIPアドレスで、主にプロバイダーが個々の端末に割りあてます。

ローカルIPアドレスは、家庭や社内などのインターネットに接続されていない環境など閉じられたネットワーク内で使用されるIPアドレスで、割りあてるIPアドレスを自由に設定できます。

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IPアドレスを取得する方法

次にPHPの作成したアプリケーションにアクセスするパソコンのIPアドレスが知りたい場合などがあると思います。

そのような時、PHPでどのようにIPアドレスを取得するのかを見ていきましょう。

 

PHPでIPアドレスを取得するには、PHPが用意しているサーバー環境変数の$_SERVERを使用します。

$_SEVERにREMOTE_ADDRという文字列を指定することで簡単にアクセスしているユーザーのIPアドレスを取得できます。

 

アクセスユーザーのIPアドレスを取得する方法：

$_SERVER['REMOTE_ADDR']

 

実際に書いてみよう

それでは、実際にアクセスユーザーのIPアドレスを取得する方法について、サンプルコードを見てみましょう。

サンプルコード：

<?php
echo $_SERVER['REMOTE_ADDR'];
?>

 

実行結果：

127.0.0.1

 

まとめ

IPアドレスは、開発を行っていく上でも重要なものなので、まずはしっかり内容を理解することが大切です。

PHPでIPアドレスを取得する時は、サーバー環境変数$_SERVERを使用するだけなので、すぐに習得して、実際の開発に役立てましょう。

筆者プロフィール

平野大輝（ひらのだいき） スキル：PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。

 

 

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