CSSにおけるアスタリスクの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにCSSで使うアスタリスクについて解説しています。アスタリスク(*)を使った属性セレクタの部分一致の書き方、使い方の例を説明します。サンプルコードで使い方を見ていきましょう。
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CSSにおけるアスタリスクの使い方について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
CSSについてそもそもよく分からないという方は、CSSの書き方について解説した記事をみてみましょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のCSSカリキュラムをもとに執筆しています。
今回は、CSSに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
CSSで使うアスタリスクについて詳しく説明していくね！
お願いします！
目次
アスタリスクを使う場面
CSSを適用させたいHTMLの要素を指定する方法を「CSSセレクター」と呼びます。
また、CSSセレクタは要素名やID、クラスで指定する方法と属性で指定する方法があり、属性で指定する記述方法に関しては「属性セレクター」と呼ぶため、混同しないように注意が必要です。
例えば<a>要素でhref属性が”text.html”の要素を指定するには以下のように記述しましょう。
a[href="text.html"]
属性セレクターでは部分一致や先頭／末尾の一致などの指定を行えます。
アスタリスク「*」は部分一致の書き方です。
例えば、<a>要素でhref属性に「example」を含む要素を指定するには以下のように記述しましょう。
a[href*="example"]
アスタリスクの注意点
アスタリスクを使用する際は、記述する場所に注意しましょう。
正しい記述方法は以下のとおりとなります。
[属性*=値]
アスタリスクの使い方
アスタリスクは類似の要素が複数ある中で、一部の要素を指定したい場合などに使用しましょう。
アスタリスクを使ってみよう
今回のサンプルプログラムでは、CSSでアスタリスクを使う方法について確認しましょう。
index.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Sample</title>
<style>
[id*="btn"] {
font-size: 2rem;
}
</style>
</head>
<body>
<button id="btn1">１</button>
<button id="btn2">２</button>
<button id="btn3">３</button>
<br><br>
<button id="run_button">実行</button>
</body>
</html>
実行結果は以下のとおりです。
CSSセレクターはアスタリスクなどを組み合わせることで様々な指定が可能です。
指定方法を変えて試してみましょう。
まとめ
今回の記事ではCSSで使うアスタリスクについて学習しました。
部分一致を行う場合、アスタリスクを使用すると意識して使用していきましょう。
執筆してくれたメンター
| 太田和樹（おおたかずき）
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。 守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。 その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、ロボットアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 著書「知識ゼロからの機械学習入門（技術評論社）」。 地方在住。 仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。 通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
CSSにおけるアスタリスクの使い方がよく分かったので良かったです！
ゆかりちゃん、分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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