fputcsv関数を覚える!PHPでCSVファイルを出力する方法【初心者向け】
プログラミング初心者向けにPHPでCSVファイルを出力する方法について解説しています。fputcsv関数を使ってCSVファイルを出力する流れを実際にソースコードを書きながら説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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PHPでCSVファイルを出力する方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
CSVファイルに配列を書き込む際はfputcsv関数が便利です。
本記事では、実際にCSVファイルを出力する流れをソースコードを書いて説明しているので、ぜひ書きながら理解していきましょう。
目次
そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
田島メンター!前回、CSVファイルをPHPに読み込む方法を教えてもらったと思うんですけど、逆にCSVファイルにするにはどうしたらいいんですか〜?
CSVファイルに出力するには、また別の関数を使うから詳しく見ていこうか!
がんばって覚えますね♪
CSVファイルを出力する関数
fputcsv関数
PHPで配列からCSVファイルに出力するのに便利な関数として、「fputcsv関数」があります。
「fputcsv関数」は配列に代入されている値を、指定したファイルにCSVのフォーマットで書き込みます。
fputcsv関数の引数
fputcsv関数の書式は以下の通りです。
fputscsv($stream, $fields, $separator, $enclosure, $escape)
第1引数の$streamはfopen関数の出力結果を指定します。
以下のようにfopen関数で書き込みをするファイルを取得してから、$streamに指定します。
$stream = fopen("出力するCSVファイルのパス", "w");
第2引数の$fieldsは書き込み対象の配列を指定します。
以下のような配列で構いません。
array("名前", "身長", "血液型");
第3引数の$separatorは区切り文字を指定します。
省略すると「,」が使用されます。
第4引数の$enclosureは囲み文字を指定します。
省略すると「”」が使用されます。
ただし、出力対象の文字列に半角スペースが含まれる場合のみ、囲み文字が付加されるような仕様になっています。
第5引数の$escapeは文字として認識させたい特殊な文字を指定します。
例えば「”」を出力対象としたい場合は「”」を指定します。
※「実際に書いてみよう」では第3,4,5引数は省略しています。
fputcsv関数の返り値
出力対象のCSVファイルに書き込まれた文字列の長さを数値(int型)で返します。
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう。
以下の例では、配列にあらかじめ設定した文字列をtest.csvに書き込みます。
output_csv.php --------------------------------- // CSVファイルに書き込む配列を定義します。 $ary = array( array("名前", "年齢", "血液型"), array("太郎", "21", "O"), array("ジョン", "23", "A"), array("ニキータ", "32", "AB"), array("次郎", "22", "B") ); // ファイルを書き込み用に開きます。 $f = fopen("test.csv", "w"); // 正常にファイルを開くことができていれば、書き込みます。 if ( $f ) { // $ary から順番に配列を呼び出して書き込みます。 foreach($ary as $line){ // fputcsv関数でファイルに書き込みます。 fputcsv($f, $line); } } // ファイルを閉じます。 fclose($f); ---------------------------------
はじめに、CSVファイルに書き込むためのデータとなる配列$aryを定義します。
次に、書き込み用にtest.csvを開き(作成し)、正常にtest.csvを開くことができていれば、$aryから順番に配列を取り出してきてtest.csvに1行ずつ書き込んでいきます。
出力結果を開くと、次のように書き込まれています。
test.csv --------------------------------- 名前,年齢,血液型 太郎,21,O ジョン,23,A ニキータ,32,AB 次郎,22,B ---------------------------------
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まとめ
PHPでプログラムを作成していると、CSVファイルを出力する場面というのはしばしばあります。
その時にfputcsv関数を使うことで簡単にCSVファイルを作成できますので、ぜひ活用してください。
「f~~」って関数が多いけど、全部必要な手順だから書き忘れないようにね!
「fopen」とかの「f」ってファイルって意味ですか?
そうだね!他にもURLをオープンする時なんかにも使うから知っておくと良いかもね!
そうなんですね!ありがとうございます♪
PHPを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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