Rubyのヒアドキュメントの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのヒアドキュメントの使い方について解説しています。複数行にわたった改行入りの文字列を扱う際に、ヒアドキュメントを利用すると便利です。使い方と実行結果の例を見てみましょう。
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Rubyのヒアドキュメントの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
ヒアドキュメントの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
ヒアドキュメントとは
今回はヒアドキュメントについて説明いたします。ヒアドキュメントとは文字列を自由度を高くして使いたい場合に、プログラミングに埋め込んで表すことです。
例えば、複数行に渡って長い文字などを書く場合などは、ヒアドキュメントによって、綺麗に書くことができたりします。
ヒアドキュメントの使い方
ヒアドキュメントの使い方としては直接、rubyのファイルに書いても良いし、メソッドの中でヒアドキュメントを使うこともできます。
いずれにしてもRubyにおいてヒアドキュメントは
<<識別子
を使います。
実際に書いてみよう
では、実際に書いてみましょう。例えば、here.rb というファイルを作成して、以下のように書いてみてください。
a = <<EOS Rubyのヒアドキュメントです。 改行されていますね!! すごくないですか? EOS p a puts a #=> "Rubyのヒアドキュメントです。n改行されていますね!!nすごくないですか?n" Rubyのヒアドキュメントです。 改行されていますね!! すごくないですか?
このように、最後の行も改行されていますね。
メソッドの中 で用いてもヒアドキュメントは扱えます。以下のように書いてみてください。
def romancecar <<-EOS ようこそ相模大山へ GSEに乗ってきたんですね!! 乗り心地はいかがでしたか? EOS end puts romancecar #=> ようこそ相模大山へ GSEに乗ってきたんですね!! 乗り心地はいかがでしたか?
このようにメソッド内部でインデントさせたいときなどは、<<- として使うことができます。最後にヒアドキュメントは式展開も扱えます。以下のように書いてみてください。
rain = "GSE" a = <<EOS ようこそ相模大山へ #{train}に乗ってきたんですね!! 乗り心地はいかがでしたか? EOS puts a #=> ようこそ相模大山へ GSEに乗ってきたんですね!! 乗り心地はいかがでしたか?
このように、式展開ができていますね。ヒアドキュメントのいろいろな使い方を紹介しました。
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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