Pythonで日本語の正規表現を扱う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
正規表現を構成するのは、「メタ文字」や「特殊シーケンス」呼ばれる文字を組み合わせです。正規表現を使うには、reモジュールを使います。検索、置換、連結、分割などの便利な関数が簡単に実行できます。
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Pythonで日本語の正規表現を扱う方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonついての内容だね!
どういう内容でしょうか?
日本語の正規表現を扱う方法を解説していくね!
お願いします!
正規表現とは
正規表現は、様々な文字列を1つの形式で表すための表記法です。
言葉で説明してもピンとこないので、今回は文章の中から日本語を抽出し、表示までを正規表現で実際に試してみます
正規表現で日本語の文字を抽出するには
正規表現を構成するのは、「メタ文字」や「特殊シーケンス」呼ばれる文字を組み合わせです。正規表現を使うには、reモジュールを使います。検索、置換、連結、分割などの便利な関数が簡単に実行できます。
さっそく、文章から日本語だけを抽出してみます。
import re txt = "TechAcademyマガジンでプログラミングを学習する!" # ひらがなの抽出 hiragana = re.findall("[ぁ-ん]", txt) # カタカナの抽出 katakana = re.findall("[ァ-ン]", txt) # 漢字の抽出 kanji = re.findall("[一-龥]", txt)
抽出した日本語の文字を表示するには
次に、文章から日本語を抽出し、出力までします。
import re txt = "TechAcademyマガジンでプログラミングを学習する!" # ひらがなの抽出 hiragana = re.findall("[ぁ-ん]", txt) # カタカナの抽出 katakana = re.findall("[ァ-ン]", txt) # 漢字の抽出 kanji = re.findall("[一-龥]", txt) # ひらがなの出力 if hiragana: print(hiragana) # カタカナの出力 if katakana: print(katakana) # 漢字の出力 if kanji: print(kanji)
実行結果
['で', 'を', 'す', 'る'] ['マ', 'ガ', 'ジ', 'ン', 'プ', 'ロ', 'グ', 'ラ', 'ミ', 'ン', 'グ'] ['学', '習']
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました!ありがとうございます!
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