Pythonで文字コードを判定・確認する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonで文字コードを判定・確認する方法について現役エンジニアが解説しています。Pythonでは文字のエンコードを自動検出するためchardetモジュールを使用します。今回のサンプルではファイルや引数に指定したバイト文字列の文字列エンコーディングを検出しています。
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Pythonで文字コードを判定・確認する方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonで文字コードを判定・確認する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
chardetとは
chardetとは、文字のエンコードを自動検出するためのPythonモジュールです。
日本語の他、中国語、ハングルなどにも対応しています。
pipでchardetをインストールする
以下のコマンドでchardetモジュールをインストールします。
pip install chardet
Pythonインタプリタで以下のコードを入力します。特にエラーが発生しなければインストールは成功です。
import chardet
ファイルの文字コードを確認する
方法1: 付属のchardetectコマンドを用いる
chardetモジュールをインストールすると、chardetectコマンドを利用できるようになります。
以下の通り、引数に指定したファイルのエンコードを判定できます。
以下の例ではASCIIエンコードと判定しました。
$ chardetect sample_data/README.md sample_data/README.md: ascii with confidence 1.0
方法2: Pythonプログラムからchardetモジュールを利用する
chardet.detectメソッドを使うと、引数に指定したバイト文字列のエンコードを判定できます。
以下の例ではWebサイトのコンテンツを取得し、エンコードを判定しました。
判定結果はUTF-8でした。
ソースコード
import chardet import urllib.request rawdata = urllib.request.urlopen('https://www.yahoo.co.jp/').read() chardet.detect(rawdata)
実行結果
{'confidence': 0.99, 'encoding': 'utf-8', 'language': ''}
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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