JavaScriptのwindow.closeメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptのwindow.closeメソッドの使い方について現役エンジニアが解説しています。windowオブジェクトのcloseメソッドを使うと、現在開いているタブやウィンドウを閉じることが出来ます。今回は新しいウィンドウを開いて3秒後に閉じるプログラムを書いてみます。
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JavaScriptのwindow.closeメソッドの使い方について解説します。
実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaScriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptのwindow.closeメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
window.closeメソッドとは
window.closeメソッドとは、ブラウザのタブを閉じる処理を行う関数です。現在のタブを閉じる時や、新しく開いたタブを閉じる時に使用します。
なぜタブなのにwindow(ウィンドウ)なのか?という疑問が湧いてくるかもしれません。これは、ブラウザのタブはどれもWindowオブジェクトを持っており、このWindowオブジェクトが実質的にタブを表すからです。
なお、windowとは現在のタブ、今まさに開いているタブを指します。
window.closeメソッドの使い方
window.closeメソッドの使い方は、とても簡単でwindow.close()のように記述します。今まさに開いているタブがwindowなので、window.close()と書くと、今まさに開いているタブを閉じることができます。
closeはWindowオブジェクトのメソッドですので、後ろのカッコ()を忘れないようにしましょう。
実際に書いてみよう
それでは実際にタブを閉じるコードを書いてみましょう。TechAcademyのサイトが新しいタブで開き、3秒後にそのタブが閉じるコードを書いてみます。
let _window _window = window.open('https://techacademy.jp/') setTimeout(() => _window.close(), 3000)
新しいタブを閉じるにはそのタブのWindowオブジェクトが必要となりますが、そのWindowオブジェクトはどこにあるのでしょうか?
2行目でTechAcademyのサイトを新しいタブで開いています。このとき、1行目の変数_windowに対して、こちらもWindowオブジェクトのメソッドであるopenの戻り値を代入しています。この戻り値こそが、新しいタブのWindowオブジェクトになります。
これにより、_windowは新しいタブのWindowオブジェクトとなり、実質的に新しいタブを指します。したがって、3行目の_window.close()は新しいタブを閉じる処理になります。
さらに、TechAcademyのサイトが新しいタブで開くと、そのタブへ移動しますが、3秒経過する前に別のタブへ移動しても、やはりTechAcademyのサイトが開いたタブは閉じます。
つまり、今まさに開いているタブでなくとも、閉じることができることを意味します。
筆者プロフィール
メンター久保田さん
Webシステム開発が中心のシステムエンジニア。 HTML、CSS、JavaScript(React、Vue.js)、PHP、Javaが守備範囲。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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