JavaScriptのdata属性の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptのdata属性の使い方について現役エンジニアが解説しています。data属性は、HTMLタグに任意に付与することができる属性で、カスタム属性に分類されます。JavaScriptでdata属性の値を取得したり、設定、変更する方法を解説します。
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JavaScriptのdata属性の使い方について解説します。
実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaScriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptのdata属性の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
data属性とは
data属性は、任意に付与することができる属性、いわゆるカスタム属性のことです。
data属性はHTMLの要素に次のように記述します。
<div data-name="foo">TEST</div>
div要素にdata-name属性を持たせて、その値をfooとしました。
ところで属性って、どんなものがあったかと言うと、例えば、input要素のtypeやimg要素のsrc、label要素のforが属性です。
input要素のtypeは、属性値をtextとすれば入力項目になりますし、属性値をradioとすればラジオボタンになります。
ちなみに、様々な要素に振られるidやclassも属性だったりします。
data属性により、設定できる属性の幅が広がるので、似たような要素でも差別化することができます。
data属性の取得方法
data属性を取得するには、まずHTMLからdocument.getElementByIdなどで要素を取得します。
その要素はdatasetというプロパティを持っていて、これがdata属性を表します。正確には、その要素が持つすべてのdata属性の集まりです。
先程のHTMLを使ってJavaScriptを記述します。
const div = document.querySelector('div') console.log(div.dataset.name)
コンソールにfooと出力されます。
data属性の設定方法
次に、data属性の設定方法を確認しましょう。
const div = document.querySelector('div') div.dataset.age = '20'
div要素はdata-ageという属性を持ち、その値は20となります。
デベロッパーツールを開いてdiv要素を見ると、HTMLは
<div data-name="foo" data-age="20">TEST</div>
という風になります。
data属性の変更方法
最後にdata属性の変更方法を確認しましょう。
const div = document.querySelector('div') div.dataset.name = 'bar'
div要素が持つdata-name属性の値をbarに変更します。
デベロッパーツールを開いてdiv要素を見ると、HTMLは
<div data-name="bar">TEST</div>
という風になります。
筆者プロフィール
この記事を監修してくれた方
メンター久保田さん。 HTML、CSS、JavaScript(React、Vue.js)、PHP、Javaが守備範囲。最初に選ぶポケモンは炎タイプ。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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