JavaScriptでクリックイベントを無効にする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでクリックイベントを無効にする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

jQueryのclick()メソッドとは

click()メソッドとはクリックすることでイベントを実施する処理です。

また、JavaScriptでは要素のクリックイベントを設定することがよくあります。

例えば、このようなHTMLを用意します。

<button>Click me</button>

JavaScriptでボタンにクリックイベントを設定します。

const button = document.querySelector('button')
button.addEventListener('click', () => console.log('button clicked !'))

ボタンをクリックするとコンソールに「button clicked !」と出力されます。

jQueryのclick()メソッドは、このクリックイベントを設定する記述と同じことが可能です。

さらに、JavaScriptの記述よりも短く書くことができるというメリットもあります。

 

jQueryのclick()メソッドの使い方

jQueryのclick()メソッドでクリックイベントを設定するコードを書いてみましょう。

jQueryのclick()メソッドを使うには、クリックイベントを設定する要素を取得するところから書き始めます。

$('button')

JavaScriptでも、まずはクリックイベントを設定する要素を取得していました。

const button = document.querySelector('button')

次に、取得した要素に対してクリックイベントを設定します。

$('button').click(() => console.log('button clicked !'))

そのため、JavaScriptで記述したときと同様に、ボタンをクリックするとコンソールに「button clicked !」と出力されるでしょう。

 

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JavaScriptでクリックイベントを無効にする方法

JavaScriptでクリックイベントを無効にするには、removeEventListenerを使用します。

下記は、ボタンに設定したクリックイベントを無効するコードです。

const button = document.querySelector('button')
const fnc = () => console.log('button clicked !')
button.addEventListener('click', fnc)
button.removeEventListener('click', fnc)

ボタンをクリックしてもコンソールに「button clicked !」と出力されなくなります。

また、4行目をコメントアウトすれば、先程と同様にボタンをクリックするとコンソールに「button clicked !」と出力されます。

 

執筆してくれたメンター

メンター久保田さん Webシステム開発が中心のシステムエンジニア。 HTML、CSS、JavaScript（React、Vue.js）、PHP、Javaが守備範囲。最初に選ぶポケモンは炎タイプ。

 

 

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