JavaScriptのsplitメソッドで文字列をスペース区切りにする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptのsplitメソッドで文字列をスペース区切りにする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

 

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• split()メソッドとは
• split()メソッドで文字列をスペース区切りにする方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

split()メソッドとは

split()メソッドは文字列を指定した区切り文字列で配列に分割します。区切り文字列に空文字列を指定すると1文字ずつ分割されます。

split()メソッドの書き方は以下のとおりです。

文字列.split(区切り文字列)

split()メソッドについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

MDN – String.prototype.split()

逆に配列を指定した区切り文字列で結合して文字列にするのがjoin()メソッドです。

join()メソッドの書き方は以下のとおりです。

配列.join(区切り文字列)

join()メソッドについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

MDN – Array.prototype.join()
 

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split()メソッドで文字列をスペース区切りにする方法

split()メソッドとjoin()メソッドを使用することで文字列をスペース区切りにすることができます。
 

実際に書いてみよう

それでは実際に試してみましょう。実行はChromeブラウザーのデベロッパーツールで行いましょう。

はじめにもととなる文字列を用意します。

const string1 = "One,Two,Three,Four,Five";
console.log(string1);

実行結果は以下のとおりです。

One,Two,Three,Four,Five

まずはカンマ区切りの文字列をスペース区切りに変換してみましょう。この場合、split()の区切り文字には「,」を指定し、 join()の区切り文字には半角スペースを指定します。

const array1 = string1.split(',');
const string2 = array1.join(' ');
console.log(string2);

実行結果は以下のとおりです。

One Two Three Four Five

次に、split()の区切り文字に空文字を指定するとどうなるか、確認してみましょう。

const array2 = string1.split('');
const string3 = array2.join(' ');
console.log(string3);

実行結果は以下のとおりです。文字列が1文字ずつ分割され、join()メソッドで結合されたことが確認できます。

O n e , T w o , T h r e e , F o u r , F i v e

 

まとめ

今回の記事ではJavaScriptのsplit()メソッドで文字列をスペース区切りにする方法を学習しました。
 

筆者プロフィール

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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