JavaScriptで変数の初期化をする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptで変数の初期化をする方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、テックアカデミーのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

初期化とは

初期化は変数などのデータに初期値を代入してから、型を付ける処理です。

エラーを防ぐ場合などによく使用されます。

 

varとは

varはJavaScript内で変数を宣言する際に使用する構文です。

変数の値を決めるものではないことに注意しましょう。

初期化する場合においても、varで変数を使用することを宣言し、その値に対して代入していきます。

 

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JavaScriptで変数の初期化をする方法

以下は、実際のコードです。

var global_variable = "";    // 大域変数に空の文字列を代入しました。

let local_variable = "";    // 局所変数に空の文字列を代入しました。

 

変数に対して、主に文字列、整数値、真偽値のどれかを代入し初期化の処理を定義しましょう。

var type_string = "文字列";  // 文字列型

var type_integer = 0;  // 整数型

var type_boolean = true;  // 論理型

 

複数の変数をまとめて初期化する場合

var zero = 0,  one = 1, two = 2, three = 3, four = 4, five = 5, six = 6, seven = 7, eight = 8, nine = 9, ten = 10;

「,（カンマ）」にて区切ることで、連続した初期化を定義できます。

変数を連続した定義にする場合でも、行末には、「,（カンマ）」ではなくて「;（セミコロン）」が必要です。

上記のサンプルコードでは、英数字の名前の変数に各々の整数値を代入することを表しています。

 

初期化しなかった場合

var undefined_variable;

C言語やJavaなどでは、あらかじめ代入予定の型に合わせて、型付けの記述も必要です。

しかし、JavaScriptにて扱われる変数の型は、すべて代入される値の型（文字列、整数値、真偽値など）によって自動的に決められます。

初期化として値が代入されなかった変数は、厳密にエラーとしては判定されないことに加え、型不明の変数として扱われます。

なお、グローバル変数を定義した場合、windowオブジェクトの一覧として追加されて保管されるので、事後に確認することが可能です。

 

以下は確認するためのコード例です。

console.log(window.undefined_variable);    // undefinedのキーワードが出力されます。

 

実際に書いてみよう

以下は、初期化のコード例です。

var example_variable = 20;  // 変数名example_variableに整数値として20を代入してから、初期化しました。

 

執筆してくれたメンター

井内洋平 テックアカデミーの現役メンター。 元Web Developerで、趣味は貯金、節税対策、投資信託、株式投資、FXなど多岐にわたる。

 

 

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