JavaScriptのgetElementsByNameメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptのgetElementsByNameメソッドの使い方について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

 

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をみてみましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

getElementsByNameメソッドとは

getElementsByNameメソッドは、指定したname属性を持つ HTML要素(NodeList)を取得するメソッドです。

例えば以下のような HTML に対して、name属性がlinkの要素をまとめて取得することが可能です。

<a href="#" name="link">My Link</a>
<img src="/path/to/image" name="thumbnail">
<input type="text" name="link">
<!-- a, input をまとめて取得できる -->

 

getElementsByNameメソッドの使い方

getElementsByName(name)メソッドの使い方は、取得したいname属性の値を引数として指定することで使用可能です。

先ほどの例では、name=”link”を持つ要素を取得することになるため、引数として”link”を指定しましょう。

const elements = document.getElementsByName('link');
console.log(elements);
// => NodeList(2) [a, input]

 

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getElementByIdメソッドとの違い

類似メソッドとしてgetElementByIdメソッドがあります。

getElementByIdは取得したい要素をIDで指定するメソッドです。

戻り値もNodeListではなく、単一のElementとなります。

// <h1 id="title">My Title</h1>を取得する場合
const element = document.getElementById('title');
console.log(element);
// => <h1 id="title">My Title</h1>

 

getElementsByNameメソッドの注意点

IEやEdgeでは、動作が異なる点には注意が必要です。

• IE10より以前では、id属性も対象になります
• IEでは、name属性を許容しないspanなどの要素は対象外になります
• IE, Edge では NodeListではなくHTMLCollection が返ってきます

getElementsByName メソッドを利用する場合は、影響を受けないために注意が必要でしょう。

執筆してくれたメンター

メンター稲員さん フリーランスエンジニア。 大手SEからフリーランスのWeb系エンジニアにジョブチェンジ。 経験言語：Ruby、Rails、Python、C/C++、Java、Perl、HTML/CSS3、JavaScript、CoffeeScript、Node.js。 おうち大好きマンです。

 

 

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