JavaScriptでページ読み込み前に処理を実行する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでページ読み込み前に処理を実行する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• DOMContentLoadedイベントとは
• ページ読み込み前に処理を実行する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

DOMContentLoadedイベントとは

HTMLの読み込みと解析が完了したときに発生するイベントです。スタイルシートや画像などの読み込みが終わっていなくても発生します。

それに対して、スタイルシートや画像などの全てが読み込み完了した後は、Loadイベントが発生します。この2つのイベントは処理をしたいタイミングに合わせて使い分けます。

上記の2つのイベントとページを表示する流れは下記のようになります。

1. HTMLの読み込み
2. DOMContentLoadedイベント
3. スタイルシートや画像などの全てのリソースの読み込み
4. Loadイベント

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ページ読み込み前に処理を実行する方法

DOMContentLoadedイベントの発生タイミングで処理をおこなうことで、スタイルシートや画像などのリソースの読み込み前に処理をおこなうことができます。

DOMContentLoadedイベントの発生タイミングに処理を紐付ける方法について説明します。ブラウザに読み込まれたウェブページを表すDocumentオブジェクトに対して、addEventListenerメソッドを使い、DOMContentLoadedイベントと処理を関連付けます。

実際に書いてみよう

今回は処理を単純にするため、DOMContentLoadedイベントが発生したらコンソールにメッセージを表示するような処理にします。

document.addEventListener('DOMContentLoaded', (event) => {
    console.log(`DOMContentLoadedイベントが発生しました。`);
});

これでDOMContentLoadedイベントと、コンソールに「DOMContentLoadedイベントが発生しました。」と表示する処理が紐づきました。

必要に応じて処理の内容は書き換えるだけで使用できます。

参考までに、Loadイベントで同様に処理を紐付けたい場合は、addEventListenerメソッドの第1引数のDOMContentLoadedをLoadに変更するだけです。

両方のイベントに処理を紐付けた場合はDOMContentLoadedイベントが先に実行され、その後にLoadイベントが実行されます。

まとめ

DOMContentLoadedイベントを紹介しました。

ページが読み込まれる前に処理をする場合は、DOMContentLoadedイベントを使ってください。また、ページの読み込みの後に処理をする場合は、Loadイベントを使ってください。

使い分けることでより細かく画面を制御することができます。

筆者プロフィール

横山茂雄（よこやましげお） フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。

 

 

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