XAMPPでSSLを設定する方法【初心者向け】
XAMPPで【SSL】を設定する方法を初心者向けに解説した記事です。この設定を行えば、URLが「https」で始めるように設定することができます。テキストエディタがあればすぐに実行できるので、記事を読んで設定してみましょう。
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普段からWebページを閲覧していると、URLが「https」から始まっているページを見かけることも多いと思います。この「https」から始まっているページが、SSL通信をしていることの目印になります。
SSL通信とは、自分が使っているPCとWebサイトの間の情報のやり取りを暗号化して行うことをいいます。データを意図的に改ざんしたり、盗み見したりすることから身を守るために暗号化して通信することは重要になります。
そこで今回は、XAMPPを利用してWebアプリケーション開発をする際の、SSL通信の設定方法をご紹介します。
※XAMPPをインストールが完了していることが前提となります
httpsってショッピングサイトでよく見かけます。最近他のサイトでも増えてきていますよね。
httpの場合、データが通信経路上で暗号化されておらず、平文で流れていたりするんだ。
普通のサイトのページだったら問題ないかもしれないですけど、セキュリティに関わることだと安心できないですね。
そうなんだ。SSL通信にすると負荷は高まるものの、通信が暗号化されるんだ。XAMPPでSSL通信の設定を見てみよう!
XAMPPでSSL通信の設定を行う
まずはブラウザに「http://localhost」と入力して開きます。
下記画面が出てきたら、言語を選択します。
※今回は日本語を選んでいます。
言語を選択したら、次に表示される画面から「phpinfo()」をクリックしてください。
そこで表示された画面で、「xamppphpphp.ini」で検索をかけます。
すると、このように見つかります。
ここで検索された「php.ini」ファイルをテキストエディタで開き、さらにファイル上で「extension=php_openssl.dll」で検索をかけます。
このように抽出されると思います。
ここで、「;extension=php_openssl.dll」の中で「;」を削除して、上書き保存してファイルを閉じます。
続いて、「XAMPP Control Panel」を表示させて、下図の赤枠をクリックしてください。
下図緑枠のように表示されたのを確認した後、再度赤枠をクリックしてください。
緑枠のように「PID(s)」と「Port(s)」に数字が割り振られたらOKです。
これでSSL設定は完了しました。
おわりに
XAMPPでSSLを設定する方法については以上です。
XAMPPをさらに使いこなしたい場合は、XAMPPでセキュリティ設定を行う方法も合わせてご覧ください。
php.iniって前に使いましたね。設定ファイル。extension=php_openssl.dllのコメントのセミコロンを外すだけですね。後はapacheの再起動で有効になるんですね。
そうなんだ。ただし、ブラウザでhttps://localhost/など、ファイルにアクセスしてみると・・・。
chromeのブラウザを使ってるんですが、警告が出てきました!
SSL通信になってるけど、証明書がないと警告が出るんだよ。SSL通信は単に仕組みなんだけど、本当に該当のサーバとデータを送受信しているっていう保証がなかったりするんだ。そのために証明書が必要なんだよね。
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