PHPで配列の要素を削除する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPで配列の要素を削除する方法について現役エンジニアが解説しています。配列から特定の要素を削除するにはunset関数やarray_splice関数を使います。また、配列の最初の要素や最後の要素を削除するには、array_shift関数、array_pop関数を使います。
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今回は、PHPで配列の要素を削除する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPで配列の要素を削除する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
配列から特定の要素を削除する方法
配列から特定の要素を削除する方法は2つあります。
1つは、unset関数を使用する方法、もう1つはarray_splice関数を使用する方法です。
unset関数を使用する方法
unset関数は配列の要素を削除するための関数です。
キーを指定ない場合は、配列の要素が全て削除されNULLとなります。また、第2引数に配列を渡すことで同時に複数の要素を削除できます。
それでは、unset関数を使用して、配列から特定の要素を削除する方法をみていきましょう。
<?php // 配列を定義 $fruits = array("りんご", "ぶどう", "ばなな"); // 配列の特定の要素を削除 unset($fruits[1]); var_dump($fruits);
実行結果
array(2) { [0]=> string(9) "りんご" [2]=> string(9) "ばなな" }
上記の例では、unset関数を使用し、配列$fruitsのキーを引数として渡すことで指定した要素を削除できます。
しかし、unset関数で特定の要素を削除しただけでは、上記の実行結果のように、インデックス1の部分が抜けている状態となるので注意が必要です。
この削除した部分を詰めた状態にするためには、array_values関数を使用します。
?php // 配列を定義 $fruits = array("りんご", "ぶどう", "ばなな"); // 配列の特定の要素を削除 unset($fruits[1]); // 削除した要素詰めて連番にする $fruits = array_values($fruits); var_dump($fruits);
実行結果
array(2) { [0]=> string(9) "りんご" [1]=> string(9) "ばなな" }
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array_splice関数
array_splice関数は配列の中の要素を削除したり、削除後に要素を置き換えることができる関数です。
第一引数には、削除対象の配列を。第二引数には、削除開始位置を。第三引数に削除する要素数を指定することで、特定の要素を削除することが可能です。
unset関数と大きく異なる点は削除後に配列の要素が自動的に詰められることです。
<?php // 配列を定義 $fruits = array("りんご", "ぶどう", "ばなな"); // 配列の特定の要素を削除 array_splice($fruits, 1, 1); var_dump($fruits);
実行結果
array(2) { [0]=> string(9) "りんご" [1]=> string(9) "ばなな" }
配列から最初の要素を削除する
配列から最初の要素を削除するためにはarray_shift関数を使用します。
array_shift関数は要素の先頭を取り出す関数です。取り出された要素は削除されるので配列の最初の要素を削除するために使用される場合もあります。
<?php // 配列を定義 $fruits = array("りんご", "ぶどう", "ばなな"); // 配列から最初の要素を削除 array_shift($fruits); var_dump($fruits);
実行結果
array(2) { [0]=> string(9) "ぶどう" [1]=> string(9) "ばなな" }
配列から最後の要素を削除する
配列から最後の要素を削除するためにはarray_pop関数を使用します。
array_pop関数は配列から最後の要素を取り出す関数です。array_shift関数と同様、取り出された要素は削除されます。
<?php // 配列を定義 $fruits = array("りんご", "ぶどう", "ばなな"); // 配列から最後の要素を削除 array_pop($fruits); var_dump($fruits);
実行結果
array(2) { [0]=> string(9) "りんご" [1]=> string(9) "ぶどう" }
筆者プロフィール
平野大輝(ひらのだいき)
スキル:PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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