Javaで配列の長さを取得する方法について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaで配列の長さを取得する方法について解説しています。配列の長さを取得するにはlength文を使います。length文の書き方と使用例、実行結果の見かたについて学習しましょう。
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Javaで配列の長さを取得する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaには配列やリストのような複数のデータを格納することができる仕組みがあります。その際、配列の中に要素がいくつあるのかを取得できる簡単な方法がJavaには準備されています。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
配列の長さを取得する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
配列の長さを取得する方法とは
配列とは、同じ型の値を一つの変数の中に複数まとめて格納することができるものです。配列を使うことで処理をシンプルに記述することができるようになります。
例えば10人の好きな色を保持しておく必要があるとした場合は配列を使わない場合10個変数を準備する必要があります。対して配列を使えば変数一つの中に10個のデータを入れることができるので非常にシンプルに記述することができます。
配列を使っていると配列の中にいくつ要素が格納されているのかを確認したいときがあります。その際Javaには配列の要素数、長さを取得することができるlength文が準備されています。
length文を使う
length文は以下のような形式で使うことができます
int 配列の要素数 = 配列.length;
配列名の後ろにlengthと記述するだけで配列の要素数を返してくれます。
実際に書いてみよう
では実際にlength文を使ってみましょう。
プログラムソースコード
public class Main { public static void main(String[] args) { int[] numbers = {1, 2, 5, 7, 12, 18, 35}; System.out.println(numbers.length); } }
実行結果
7
実行結果を見ても配列の長さを取得できていることが確認できます。またlengthはfor文など繰り返し処理の中で使うことで変更に強いプログラムを書くことができます。
プログラムソースコード
public class Main { public static void main(String[] args) { int[] numbers = {1, 2, 5, 7, 12, 18, 35}; int answer = 0; for (int i = 0; i < numbers.length; i++) { answer += numbers[i]; } System.out.println(answer); } }
実行結果
80
繰り返し条件にlength文を使っていますが直接配列の長さを書いてしまうと配列に値が追加されたり、除いた際にプログラムを書き替えないといけなくなります。length文を使うことで配列の長さに関係なく同じプログラムで動作させることができます。
この記事ではJavaで配列の長さを取得する方法について解説しました。
監修してくれたメンター
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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