JavaScriptのunshift関数で配列に要素を追加する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptで配列に要素を追加する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• 配列とは
• 配列に要素を追加する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

配列とは

配列とは複数の要素をまとめて扱う仕組みです。配列は以下のように定義します。

let fruits = ["apple", "orange", "cherry"];

配列を使用することで、複数の要素をまとめて保持できる、要素に対してfor文などで繰り返し処理が行える、といったメリットがあります。配列について、詳しくは以下のサイトも参考にしてください。

MDN-Array

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配列に要素を追加する方法

配列に要素を追加するにはpush()関数、またはunshift()関数を使用します。

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは、配列の作成と要素の追加方法について確認します。実行はChromeブラウザーのデベロッパーツールで行います。はじめに対象となる配列を定義して内容を確認しましょう。

let fruits = ["apple", "orange", "cherry"];

for (i in fruits) {
  console.log(fruits[i]);
}

実行結果は以下のとおりです。

apple
orange
cherry

配列の最後に要素を追加するには push() 関数を使用します。push()関数は戻り値として新しい配列の長さを返します。

let idx = fruits.push("banana");
for (i in fruits) {
  console.log(fruits[i]);
}
console.log('idx:', idx);

実行結果は以下のとおりです。配列の最後に要素が追加されていることが分かります。またpush()関数の戻り値として新しい配列の長さである4が返されていることが確認できます。

apple
orange
cherry
banana
idx: 4

配列の先頭に要素を追加するにはunshift()関数を使用します。unshift()関数も戻り値として新しい配列の長さを返します。

idx = fruits.unshift("strawberry");
for (i in fruits) {
 console.log(fruits[i]);
}
console.log('idx:', idx);

実行結果は以下のとおりです。配列の先頭に新しい要素が追加され、全体の長さが5になっていることが確認できます。

strawberry
apple
orange
cherry
banana
idx: 5

 

まとめ

今回の記事ではJavaScriptで配列に要素を追加する方法を学習しました。

筆者プロフィール

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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