PHPで大文字と小文字を区別せずに文字列比較する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

PHPで大文字と小文字を区別せずに文字列比較する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

• strtolower関数とは
• 大文字と小文字を区別せずに文字列比較する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

strtolower関数とは

strtolower関数とは、文字列のアルファベットの大文字の部分を小文字に変換する関数です。

strtolower関数は以下のように記述します。

変換後の文字列 = strtolower(変換前の文字列);

引数に変換前の文字列を設定し、strtolower関数の戻り値は、全て小文字に変換された文字列となります。

 

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大文字と小文字を区別せずに文字列比較する方法

同じアルファベットを使っていたとしても大文字と小文字が違う場合は、別の文字列として認識されるでしょう。

以下がサンプルのソースです。

プログラムソースコード

<?php
  $str01 = 'APPLE';
  $str02 = 'apple';

  if ($str01 == $str02) {
    echo '一致します';
  } else {
    echo '一致しません';
  }
?> 

 

実行結果

大文字と小文字で区別されるため比較すると、falseになります。

そのため、文字列を小文字のみ、もしくは大文字のみに揃えて比較しなければなりません。。

strtolower関数を使うことで、大文字を小文字に変換できます。

比較する文字列をstrtolower関数で小文字化して比較することで、大文字と小文字を区別せずに比較することが可能です。

 

実際に書いてみよう

実際に大文字と小文字を区別せずに文字列を比較してみましょう。

プログラムソースコード

<?php
  $str01 = 'Apple';
  $str02 = 'aPPLE';
  if ($str01 == $str02) {
    echo '一致します';
  } else {
    echo '一致しません';
  }

  echo '<br/>';

  if (strtolower($str01) == strtolower($str02)) {
    echo '一致します';
  } else {
    echo '一致しません';
  }
?>

 

実行結果

大文字と小文字が入った文字列でもstrtolower関数を使うことで小文字に統一することが可能です。

実行結果を見てもstrtolower関数を使わない時は「一致しない」が表示されているのに対して、strtolower関数を使うと一致します。

 

まとめ

この記事ではPHPで大文字と小文字を区別せずに文字列比較する方法について解説しました。

非常に便利な関数なので使い方を覚えて使っていきましょう。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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