PHPで素数かどうかを判定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで素数かどうかを判定する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 
この記事ではPHPで素数かどうかを判定する方法について解説します。
 

目次

• 素数とは
• 素数かどうかを判定する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

素数とは

素数とは1と自分自身以外に正の約数を持たない自然数で、1でない数のことをいいます。

例えば19だと割り切れるのが「1」と「19」しかないので素数であるのに対し、20だと「1」と「2」、「4」、「5」、「10」、「20」とあるので素数ではないことになります。

100までだと「2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97」の25個が素数となります。
 

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素数かどうかを判定する方法

PHPで素数かどうかを判断するには以下のようなプログラムとなります。

判定 = true;
for ($i = 2; $i < 素数か判定したい数字; $i++ ) {
  if (素数か判定したい数字 % $i == 0) {
    判定 = false;
    break;
  }
}

判定の結果がtrueであれば素数で、判定の結果がfalseの場合は素数ではない数となります。

仕組みは素数の内容のままで1以外でかつ自分以下まで繰り返し、自分自身で割れる数がなければ素数と判定しています。

if文で割った結果が0、つまり割り切れる時は素数なので判定を管理する変数にfalseを、そして繰り返し処理から抜けるためbreak文を書いています。
 

実際に書いてみよう

では実際に素数かどうかを判定するプログラムをPHPで書いてみましょう。
 

プログラムソースコード

<?php
$target = 97;

$flg = true;
for($i=2;$i<$target;$i++) {
  if($target%$i == 0) {
    $flg = false;
    break;
  }
}

if ($flg) {
  echo $target. "は素数です。";
} else {
  echo $target. "は素数ではありません。";
}
?>

 

実行結果

97は素数ですが先ほどのプログラムを使って判定した結果見事素数だという結果を取得できました。

判定を管理する変数flgにfalseが格納されたため最後のif文でelse句の中の処理が実行されました。
 

まとめ

この記事ではPHPで素数かどうかを判定する方法について解説しました。

繰り返し処理やif文、break文を使うことで素数を判定するプログラムをPHPで作成可能です。
 

筆者プロフィール

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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