JavaのFileオブジェクトのgetName関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaのFileオブジェクトのgetName関数について解説しています。GetName関数はファイル名を取得する際に使用されます。基本の書き方とファイル名取得の例をサンプルコードで確認しましょう。
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JavaのFileオブジェクトのgetName関数について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
FileオブジェクトのgetName関数について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
Fileオブジェクトとは
まずは、ファイル操作の基本となるFileクラスについて簡単に説明します。Fileクラスというのは、Javaにおいてローカルディレクトリに存在するファイルやディレクトリについての多様な操作を実現するためのクラスです。
ファイル操作というのは、ファイルやディレクトリの作成・削除、編集、など数多くあり、そのためのさまざまなメソッドが用意されています
基本的な考え方としては、1つのファイルもしくはディレクトリについて、1つのFileクラスを対応させて、メソッドを使うことにより操作を実現します。Fileクラスの宣言を行なうときは、
File Fileオブジェクト = new File("ファイルのパス");
と記述します。
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getName関数とは
getName関数というのは、Fileクラスの豊富なメソッドのうち、ファイルの名前を文字列で取得するための関数です。
似たような関数として、getPath関数やgetParent関数などがありますが、これらはそれぞれ、ファイルのパス、ディレクトリのパスを取得するための関数となっています。
getName関数の使い方
getName関数の使い方としては、
Fileオブジェクト.getName();
とするだけなので難しいことはありません。
String型として保存したい場合は、
String 変数名 = Fileオブジェクト.getName();
などと記述すると良いでしょう。
実際に書いてみよう
それでは、実際にコードを書いてみて、ファイル名を取得して表示してみます。
さんオウルプログラムで扱うファイルはsample1.txtという名前のファイルなので、これを表示することができれば成功です。
import java.io.File; public class GetFileName{ public static void main(String[] args) { File sample1 = new File("sample1.txt"); String filename = sample1.getName(); System.out.println(filename); } }
このコードを実行すると、
sample1.txt
と表示されます。
これで、getName関数がうまく機能したことが確認できました。
まとめ
この記事では、FileオブジェクトのgetName関数を用いて、ファイルの名前を取得する方法について解説しました。
Fileクラスがファイル操作について非常に便利なクラスであることがわかると思います。
監修してくれたメンター
メンターOS
AIプログラミングを使って開発を行う。プログラミング歴は約3年。Pythonは割と好きな方。JavaもAndroid開発で触れていたりする。 大学では物理学を勉強中。好きな物理理論は一般相対性理論らしい。 意外と動物が好きだったり、、、。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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