JavaScriptでオブジェクトのプロパティ値を取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでオブジェクトのプロパティ値を取得する方法について解説しています。ここでは「.」(ドット)演算子を用いた方法、配列の添字を指定して参照する方法を説明します。それぞれの書き方を見ていきましょう。
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JavaScriptでオブジェクトのプロパティ値を取得する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
オブジェクトのプロパティ値を取得する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
プロパティとは
JavaScriptには、データの形式として「オブジェクト」があります。オブジェクトには、名前である「プロパティ」に対して、値である「キー」を保持しています。
なお、ブラウザが処理するJavaScriptのコードは、グローバル変数も全てオブジェクトに格納します。この「プロパティ」の名前は、「window」に決められています。
JavaScriptのオブジェクト
var sample_object = {}; console.log(sample_object); console.log(window.sample_object);
実行結果
See the Pen
2020-05-19-sample17 by YOHEI INAI (@yohei_inai)
on CodePen.
「window」オブジェクトは、省略可能になっているため、「sample_object」から記述ができます。
オブジェクトのプロパティ値を取得する方法
定義済みを前提として、オブジェクトの名前に「.」(ドット)演算子を用いて値を参照することができます。また、JavaScriptの場合は、配列の添字としても扱われることになりますので、配列の添字を指定してから、参照も可能です。
実際に書いてみよう
以下、サンプルコードです。
オブジェクトのプロパティに値を定義してから、参照するための処理
var sample_object = { access: "SAMPLE" }; document.write(sample_object.access); console.log(sample_object.access);
実行結果
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2020-05-19-sample18 by YOHEI INAI (@yohei_inai)
on CodePen.
配列の添字を用いて参照するための処理
var sample_object = { access: "SAMPLE" }; document.write(sample_object["access"]); console.log(sample_object["access"]);
実行結果
See the Pen
2020-05-20-sample04 by YOHEI INAI (@yohei_inai)
on CodePen.
まとめ
ブラウザが処理するJavaScriptのオブジェクトは、全て「window」オブジェクトの管理下にて配列としても扱われることになります。
監修してくれたメンター
井内洋平
TechAcademyの現役メンター。 元Web Developerで、趣味は貯金、節税対策、投資信託、株式投資、FXなど多岐にわたる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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