PHPからJavaScriptへ配列を受け渡す方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

PHPからJavaScriptへ配列を受け渡す方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• PHPからJavaScriptへ配列を受け渡す方法
• PHPからJavaScriptへ文字列を受け渡す方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

PHPからJavaScriptへ配列を受け渡す方法

Webアプリケーションを作っていると、サーバ側からフロントエンド側へ配列を渡したい機会が出てくると思います。PHPからJavaScriptへ配列を渡すには、JavaScriptのコード中にPHPコードを埋め込む方法が簡単です。

具体的には以下の方法で、JSONをJavaScriptへ渡しましょう。

PHP

<?php

$json_array = json_encode($php_array);

?>

JavaScript側では以下のように受け取ります。

JavaScript

let js_array = <?php echo $json_array; ?>

 

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PHPからJavaScriptへ文字列を受け渡す方法

PHPからJavaScript側へ文字列を受け渡すにはJavaScript側でPHPの変数をそのまま表示してあげればよいですが、注意点が一つだけあります。

PHP

<?php

$php_string = "PHP文字列";

?>

JavaScript

var php_string = <?php echo $php_string ?>

このようにそのまま表示することも可能ですが、このままだともし$php_stringにJavaScriptとして実行可能なコードが入っている場合、想定外のコードが実行されてしまう可能性(XSSの脆弱性)があります。

なのでここではJavaScriptのコードとして認識されないよう以下のようにサニタイズ処理を行う必要があります。

JavaScript

var php_string = <?php echo htmlspecialchars($php_string, ENT_QUOTES, 'UTF-8');?>

 

実際に書いてみよう

それでは以上のことを踏まえて簡単なwebアプリを書いてみましょう。

PHP

<?php

$strings = [$POST['input1'], $POST['input2']];
$json_array = json_encode($strings);

?>

JavaScript

let js_array = <?php echo $json_array; ?>

以上の例ではPHP側で取得した値をJavaScript側で受け取るといった処理を行っています。

まとめ

今回のPHPからJavaScriptへ配列を渡す方法はいかがでしたでしょうか。

Webアプリを作る上で、サーバサイド(PHP)とフロントサイド(JavaScript)側の連携は非常に大切なので覚えておくといいでしょう。

筆者プロフィール

黒木一志（くろきかずし） TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています黒木です。現在は会社員としてシステムエンジニアをしております。 会社ではC#にて業務系アプリの開発を行っておりますが、過去にはCakePHP、Ruby on Railsを使ったWebアプリ開発を行っておりました。 プライベートではバンド演奏や本を読んだり映画を見たりしております。最近はスケボーにハマってます。みなさんにプログラミングの楽しさをお伝え出来たらと思っております。何卒宜しくお願い致します。

 

 

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