JavaScriptにPHPを埋め込む方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptにPHPを埋め込む方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

 

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をみてみましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• PHPとは
• JavaScriptにPHPを埋め込む方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

PHPとは

サーバーで動作するサーバーサイドのスクリプト言語です。

あくまで一例ですが、Webシステムを構築でき、HTMLを動的に生成できます。

 

[PR] コーディングで副業する方法とは

JavaScriptにPHPを埋め込む方法

サーバーサイドで取得・加工したデータをJavaScriptに渡して使いたいシーンは多く存在しています。

例えば、ECサイトの商品詳細ページにて商品の画像をスライドショーで出したいといったタイミングです。

この場合、商品によって出したい画像は変わるものの、スライドショーとして動かすためのJavaScriptの処理は同じです。

 

アクセスされた商品ページごとの画像データのみ変動するといった状況です。

そういった時にPHPで取得・加工したデータをJavaScriptに渡すことでスムーズに連携ができるようになるでしょう。

PHPからJavaScriptへデータを渡す時は以下のよう記述します。

<?php
// 配列をJSON形式に変更する。
$jsonArray = json_encode($array);
?>

<script>
// JSONをパース(解析)して受け取る。
let array = JSON.parse('<?php echo $jsonArray?>');
</script>

PHPのechoを使うことで出力ができるため、この方法でJavaScriptへの埋め込みが可能です。

 

実際に書いてみよう

<?php
$imgList = array(
    1 => array(
        'id' => 2347,
        'name' => 'hogehoge2347.jpg',
        'caption' => 'ほげほげの画像です',
    ),
    2 => array(
        'id' => 2356,
        'name' => 'hogehoge2356.jpg',
        'caption' => 'ほげほげの画像です',
    ),
    3 => array(
        'id' => 24056,
        'name' => 'hogehoge24056.jpg',
        'caption' => 'ほげほげの画像です',
    )
);
?>

このPHP配列を渡してみましょう。

<script>
    let imgList = JSON.parse('<?php echo json_encode($imgList)?>');
</script>

中身確認します。

<script>
    console.log(imgList);
</script>

結果

渡すことができましたね。

まとめ

JavaScriptにPHPの値を渡す時は、一度PHPガワデJson形式に変換し、JavaScript側でパース（解析）して受け取ります。

執筆してくれたメンター

土田隼平（つちだしゅんぺい) フリーのWebエンジニアです。 最近までは求人サービスや画像共有システム、ECサービスの開発・運用をやってました。 趣味はラジオ（特にオールナイトニッポンとJUNK）を聞くことや近所の散歩です。 今の最重要ミッションは「運動不足解消」です。

 

 

TechAcademyでは、初心者でも、JavaScript・jQueryを使ったWebサービス公開を習得できるオンラインブートキャンプを開催しています。

また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、ぜひ参加してみてください。