git rmを使ってファイルを削除する方法【初心者向け】
初心者向けにgit rmを使ってファイルを削除する方法について解説しています。間違って入ってしまったファイルや要らないファイルを削除することができます。実際にコマンドを打ちながら説明しているので、すぐ理解できるはずです。
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Git(ギット)はとても便利なバージョン管理システムです。
今回は、Gitの使用においても重要なgit rmの使い方を紹介していきたいと思います。
同様に役立つGithubの使い方も解説しているので、合わせてご覧ください。
なお本記事はTechAcademyのオンライン完結のGitHub講座のカリキュラムをもとに執筆しています。
田島メンター!!gitで管理しているファイルを消すときってどうしたらいいんですか?なんか空のファイルが履歴に残ってしまったんですけど・・・。
git rmで削除した方が良いね。
git rmとは
git rm とはgitの管理下にあるファイルを削除するためのコマンドです。
標準のUNIXコマンドでrmというファイルを削除するためのコマンドがありますが、それのgit対応版のようなものです。
git はファイルの追加だけではなく、削除も差分として保存します。そのため削除された情報を手に入れる必要があります。
普通のrmコマンドだとgitの管理下に空のファイルとして、履歴が保存されることがあります。そうならないためにgit rmコマンドを使用して削除します。
実際にgit rmを使用してみる
それでは実際にgit rmを使用してみましょう。
今回はsampleフォルダ内の「sample.html」というファイルを削除してみましょう。
sampleフォルダ内にsample.htmlを作成しましょう。
次にsample.htmlを
git add, git commit
してgitリポジトリ内を更新してください。
git statusを確認すると以下のようにファイルが全てコミットされていることを確認してください。
そのあと以下のコマンドを打ってファイルを削除しましょう。
git rm sample.html
そのあとgit statusを確認してみるといかのようにファイルが削除されていることがわかります。
これで削除したファイルも正常にコミットすることができます。
まとめ
今回はgit rmについて解説していきました。
git rmは使用頻度自体は他のコマンドと比べて多くありませんが、覚えておく必要があるコマンドと言えます。しっかり理解を深めるようにしましょう。
普通にファイルを削除するのとgit rmは違うんですね。
そうだね。gitの履歴も込みで削除してくれるから、ファイルを消したい時は使うと良いよ。
はい♪
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