git reset –hardを使ってファイルへの変更を取り消す方法【初心者向け】
初心者向けにgit reset --hardを使ってファイルへの変更を取り消す方法について解説しています。間違ってコミットしてしまった時に役立ちます。実際にコマンドを打ちながら説明しているので、ぜひご覧ください。
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Git(ギット)はとても便利なバージョン管理システムです。
今回は、Gitの使用においても重要なgit commit –hardの使い方を紹介していきたいと思います。
同様に役立つGithubの使い方も解説しているので、合わせてご覧ください。
なお本記事はTechAcademyのオンライン完結のGitHub講座のカリキュラムをもとに執筆しています。
田島メンター!!git commitしたファイルを取り消すことってできないですか・・・?間違えてcommitしてしまったファイルが有って・・・。
それなら git reset –hardでできるよ。
本当ですか!?
git reset –hardとは
git resetを使用すると直前の、ステージングエリアへの移動をなかったことにできます。
そのオプションとして–hardを使用すると、直前のステージングエリアへの移動だけだけではなく、コミットも消すことができます。
そのため、間違ってコミットしてしまった場合に戻す際にとても役立つコマンドになっています。
実際にgit reset –hardを使用してみよう
それでは実際にgit reset –hardを使用してみましょう。
今回はsampleディレクトリ内の「sample.html」というファイルへの変更を取り消してみたいとおもいます。
それではsampleディレクトリ内で、sample.htmlというファイルを作成して、コミットしてください。
git statusを確認して、すべてコミットされているという表示が出たら成功です。そのあと、sample.htmlを編集してchange sample.htmlというコミットを作成しましょう。
git logを確認すると以下のようになっています。
ここで以下のように打ち込んでください。
git reset --hard (戻りたいコミットのコミットコード)
上の場合は以下のように打ちます。
git reset --hard 1b2b2c85543e0c9cc5f10345262cdbb79d6ceb63
そのあとgit logを確認してみると以下のように、change sample.htmlのコミットが削除されていることがわかります。
まとめ
今回はgit reset –hardについて解説していきました。
git reset –hardはコミットを消す時や整理したい時にとても役に立ちます。ぜひ身につけておくようにしましょう。
よかったです。ありがとうございました!
commitする時は十分注意が必要だけど、どうしても間違ってしまったときには使うから覚えておくと良いね。
はい、覚えておきます♪
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