fontタグの使い方!HTMLでフォントサイズを指定する方法【初心者向け】現役Webデザイナーが解説
初心者向けにHTMLでフォントサイズを指定する方法について解説しています。fontタグの書き方、フォントサイズやカラーを指定する方法を実際にソースコードを書いて紹介しています。とても簡単なので、すぐ覚えられるでしょう。
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HTMLでフォントサイズを指定する方法について解説しています。
初心者でも簡単にフォントサイズや色を指定できるので、ぜひ書き方を覚えておくと良いでしょう。
目次
fontタグとは
fontタグは、HTMLの要素で文字の色やサイズやフォント(書体)の種類を指定するタグです。
文字の色は指定しない場合、黒(ブラック)になります。
fontタグでは、文字のサイズを1から7までの相対的な数値で変更できます。
フォントの指定とは広く書体と同じ意味で用いられるもので、美的感覚に基づき、字体を統一的にデザインした文字のスタイルのことを指します。
角ばったゴシック体のフォントや細長い明朝体などがあります。
文字そのものの形のデザインといったところです。
※HTML5でfontタグは廃止されたため、今後ブラウザの新しいバージョンになった場合、動作しなくなる可能性があります。
フォントカラーの指定方法
文字の色をfontタグで指定するには、fontタグにcolorの属性を追加して値を指定します。
font color="red" font color="#226666"
色の指定方法には、#(ハッシュ)から始まる6桁のカラーコードで書く方法と、redやblueやwhiteやorangeというふうに直接、カラーネームを書く方法があります。
カラーコードは16進数で0から9、そしてaからfまでの数値を指定できます。
これは2桁ずつRGB(レッド・グリーン・ブルー)という光の三原則の割合になっています。
#ff0000とした場合、赤色になります。
#00ff00は緑色です。
fontタグでの文字色指定の置き換え方は、HTMLタグで文字色を自由に指定する方法で紹介されていますので、ご参考にしてください。
フォントサイズの指定方法
文字のサイズをfontタグで指定するには、fontタグにsizeの属性を追加して1から7の値を指定します。
font size="7"
3が通常の文字の大きさになります。
fontタグでのフォントサイズの置き換え方は、HTMLのフォントサイズで最大値・最小値を指定する方法で紹介されていますので、ご参考にしてください。
フォントの指定方法
文字のスタイルをfontタグで指定するには、fontタグにfaceの属性を追加してフォントを指定します。
フォントは複数指定することができて、先頭のフォントから優先され、カンマ区切りで記述していきます。
font face="候補1,候補2,候補3"
フォントを指定しても、その人の端末にフォントがインストールされていなければ、フォントは表示されません。
最後の方で共通の一般的なフォントを指定するようにします。
fontタグでのフォント指定の置き換え方は、CSSでfont-familyを使ってフォントを指定する方法で紹介されていますので、ご参考にしてください。
実際に書いてみよう
fontタグを実際に使用してみます。
sample.html
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> </head> <body> 色もサイズもフォントも指定していない通常の文字<br> <font size="5" color="#00ff00">大きさ5とカラーコードで緑色を指定した文字</font><br> <font color="green">カラーネームで緑色を指定した文字</font><br> <font size="5" face="impact">impactという英字専用フォントを指定した文字</font><br> <font face="MS P明朝,MS 明朝">明朝体を指定した文字</font><br> <font face="MS Pゴシック,MS ゴシック">ゴシック体を指定した文字</font><br> <font face="sans-serif">sans-serifを指定した文字</font><br> <font size="6" color="#ff0000" face="MS P明朝,MS 明朝"> 明朝体でサイズと色を指定した文字 </font> </body> </html>
実行結果
以上、fontタグの書き方と置き換え方を紹介しました。
HTMLファイル内でフォントサイズやカラーも決めることができるので、ぜひ書き方を覚えておきましょう。
「ちょっとどんな雰囲気になるのか見てみたい」という時に自分で書けると便利です。
他にも、Webデザイナーとはどんな仕事をするのか詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。
執筆してくれたメンター
メンターSSさん
文系・未経験でIT企業に就職して、9年目。 環境構築から開発・設計・テストまで何でも屋さんをやっていました。 テックアカデミーではJavaコースを担当しています。 |
HTMLを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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