HTMLでemでフォントサイズを指定する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにHTMLでemでフォントサイズを指定する方法について解説しています。フォントの大きさを指定する際に使用される単位にはpx、％、rem、emなどがあります。em単位を使ったフォントサイズ指定の書き方、大きさを確認してみましょう。
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HTMLでemでフォントサイズを指定する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそも、HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。
今回は、HTMLに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
emでフォントサイズを指定する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
目次
フォントサイズをCSS内で指定する方法
フォントサイズを指定するにはhtmlファイル内の要素をidやclassなどでタグ付けし、外部ファイルであるcssファイルで大きさの指定する方法が汎用性もあり、間違いのない方法です。
hタグはh1からh6までありそれぞれ大きさが変わります。
こちらのタグは見出しやタイトルとして使うべきであり、大きさを変えるために使用するのはよくありません。
各要素ごとの文字サイズを変える場合にはfont-sizeで大きさを調整するようにしていきます。
様々な単位と注意点
フォントサイズの単位には多くの種類が存在します。
「px」はピクセルを１とする単位です。
ピクセルは画素数に対しては変化はありますが画面に対する見え方は同じです。
1pxで表示した文字はmm単位で同じ大きさになるわけではなく、パソコンやタブレット、スマホなどで同じ画面を表示した場合にはその画素に応じた大きさとして表示され、ピクセル指定した文字サイズは画面に対して同じ見え方になるでしょう。
「％」は割合でパーセントの割合で大きさ表示が変わり、パーセントはピクセルを元に割合計算がされることになります。
通常ブラウザでは16pxの文字サイズで表示され、何も表示しない場合には16pxで表示されます。
これはfont-size:100%で指定した場合と同じです。
文字サイズを10pxのサイズで表示する場合には、font-size:10pxとfont-size62.5%は同じになります。
１６（px）×０.６２５＝１０(px)
他には「rem」や「em」などがあります。
これらは親要素の大きさに対して文字サイズを指定する単位です。
remはhtmlの全体の要素と同じです。
html要素の文字サイズが１６pxだった場合には１remは１６pxです。
３２pxの文字サイズで表示したい場合にはfont-size:２remと記述することになります。
em単位を使ってフォントサイズを指定してみよう
emはremと似ています。
ルートであるhtml要素のサイズに対応するものではなく、親要素に対してのサイズの単位です。
今回はdiv要素で囲み親要素であるbox1クラスを１０pxと指定しました。
この場合は子要素の１emも親要素の１０pxと同じ表示になります。
(htmlファイル)
<div class="box1"> <p id="test5">1emで表示</p> </div> <p id="test1">100%で表示</p> <p id="test2">10pxで表示</p> <p id="test3">62.5%で表示</p> <p id="test4">1remで表示</p>
(cssファイル)
.box1{
font-size: 10px;
}
#test1{
font-size: 100%;
}
#test2{
font-size: 10px;
}
#test3{
font-size: 62.5%;
}
#test4{
font-size: 1rem;
}
#test5{
font-size: 1em;
}
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執筆してくれたメンター
| 木村勇土
TechAcademyの現役メンター。 現在は行政書士事務所を運営しており、お客様にはプログラマーやフリーランサーも多い。 WordPressを中心とした自社のWebサイトの修正などを行なっている。 |
HTMLでemでフォントサイズを指定する方法が分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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