HTML+CSSのfontプロパティで文字の太さを指定する方法を現役デザイナーが解説【初心者向け】
初心者向けにHTML+CSSで文字の太さを指定する方法について解説しています。文字の太さを指定するにはfontプロパティやfont-weightプロパティを使います。それぞれの書き方と、値を設定する際の注意点を覚えておきましょう。
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HTML+CSSで文字の太さを指定する方法について解説します。これができるようになると、サイト制作でメリハリのあるページをつくることができるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
CSSについてそもそもよく分からないという方は、CSSの書き方について解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプWebデザイン講座のCSSカリキュラムをもとに執筆しています。
今回は、CSSに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
文字の太さを指定する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
CSSで太さを変更する方法と注意点
CSSで文字の太さを指定するには font-weight プロパティまたは font プロパティを指定します。font プロパティは、
- font-styleｍ
- font-variant
- font-weight
- font-size
- line-height
- font-family
を一括指定できます。
font-weight プロパティの指定方法は以下のとおりです。
font-weight: キーワード font-weight: 数値
キーワードには以下を指定できます。
- normal ：通常の太さです。数値指定の400と同じです
- bold ：太字です。数値指定の700と同じです
- lighter ：親要素よりも1段階細くします
- bolder ：親要素よりも1段階太くします
数値には100～900の値を指定可能です(新しい規格では1～1000までの任意の値に対応)。ただしほとんどのフォントは通常と太字の2種類の太さしか持っていないため、細かな太さの指定には対応していない点に注意が必要です。 font や font-weight プロパティについて、詳しくは以下も参考にしてください。
CSSで太さを細かく指定する方法
font や font-weight プロパティで指定する方法の他に、text-shadow プロパティを使って擬似的にフォントを太く表現することができます。text-shadow プロパティは文字の影(シャドー)を指定します。
text-shadow: 水平方向 垂直方向 影の大きさ 色
text-shadow プロパティについて、詳しくは以下も参考にしてください。
関連記事：文字に影をつけたい！CSSのtext-shadowの使い方【初心者向け】
実際に太さを変えてブラウザで見てみよう
今回のサンプルプログラムでは、font-weight 及び text-shadow プロパティを使って文字の太さを変更しています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title>sample</title>
<style>
.font_normal { font-weight: normal; }
.font_bold { font-weight: bold; }
.font_bolder { font-weight: bolder; }
.font_lighter { font-weight: lighter; }
.font_100 { font-weight: 100; }
.font_200 { font-weight: 200; }
.font_300 { font-weight: 300; }
.font_400 { font-weight: 400; }
.font_500 { font-weight: 500; }
.font_600 { font-weight: 600; }
.font_700 { font-weight: 700; }
.font_800 { font-weight: 800; }
.font_900 { font-weight: 900; }
.font_sh3 {
font-weight: bold;
text-shadow: 1px 1px 1px black;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>文字の太さの指定（キーワードで指定）</h1>
<p class="font_normal">文字の太さ（デフォルト normal）</p>
<p class="font_bold">文字の太さ（太字 bold）</p>
<p class="font_bolder">文字の太さ（相対的に太くする bolder ）</p>
<p class="font_lighter">文字の太さ（相対的に補足する lighter ）</p>
<h1>文字の太さの指定（数値で指定）</h1>
<p class="font_100">文字の太さ（100）</p>
<p class="font_200">文字の太さ（200）</p>
<p class="font_300">文字の太さ（300）</p>
<p class="font_400">文字の太さ（400）</p>
<p class="font_500">文字の太さ（500）</p>
<p class="font_600">文字の太さ（600）</p>
<p class="font_700">文字の太さ（700）</p>
<p class="font_800">文字の太さ（800）</p>
<p class="font_900">文字の太さ（900）</p>
<h1>文字の太さの指定（シャドーで指定）</h1>
<p class="font_sh3">文字の太さ（影3）</p>
</body>
</html>
実行結果は以下のようになります。
監修してくれたメンター
| 太田和樹（おおたかずき）
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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