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【TVでも話題に!】女性が働く上で知っておきたい「ワークライフバランス」とは

テレビなどでも話題になっている「ワークライフバランス」とは一体何なのか。企業でも女性の働きやすさを促進させるための制度が多く作られていますが、実際にどんな制度が存在するのか紹介しています。転職活動する上での参考にしてみてください。

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それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるようになる「ワークライフバランス」とはどのような取り組みなのでしょうか。

今回はワークライフバランスの定義や制度、企業での取り組み内容を紹介します。

女性の方は、これからの働き方を考える上でぜひ知っておきましょう。

 

ワークライフバランスとは

ワークライフバランスとは「私生活を充実させることで仕事がはかどり、仕事が上手くいくことでプライベートを楽しむことができる」というように、仕事と私生活の相乗効果を高めるために始まった取り組みです。

ワークバランスが重視されるようになった背景には、過労により心身ともに疲れて病気を患ってしまった、働いてもなかなか経済的な自立ができないなどといった、「メンタルヘルス」や「社会的格差」、「ワーキングプア」などの問題があります。

 

また、働き方が多様化したことで、仕事と子育てや介護との両立に悩んだり、キャリアアップのために出産を諦めなければならなかったりする女性特有の悩みも出てきました。

そこで、ワークライフバランスでは「一人一人がやりがいを感じて働くことができ、その上で子育て期、中高年期といった人生において大切な時期に応じた生き方を選択できる社会」を目指しています。

企業でも私生活と仕事が両立できるような取り組みや制度の実施が進められています。

 

ワークライフバランスに関連した制度の例

女性の社会進出や共働き世帯が増えている中で、働きやすい環境や制度を導入する企業が増えてきました。

福利厚生の一部として、ワークライフバランスの充実を図る制度には次のようなものが挙げられます。

マタニティ休暇

出産のために必要となる診療機関の受診や、体調不良のときに取得できる休暇です。

 

育児休業

出産後に子育てに専念するため、一定期間設けられている休暇です。

一般的には子供が1歳になるまでの1年間ですが、企業によっては3歳になるまで認められている場合もあります。

 

短時間勤務制度・フレックスタイム制度

短時間勤務制度やフレックスタイム制度とは、育児や介護と仕事を両立できるように、勤務時間を短縮することができる制度です。

子供が小学3年生になるまで勤務時間を1時間~2時間程度短縮することができます。

また、企業によっては8時30分から14時までのスーパー短時間勤務制度を導入しているところも。他にも、企業によっては介護や育児をしながらでも仕事ができるように、在宅勤務を取り入れているケースもふえてきました。

 

出産サポート休暇

配偶者が出産をするときに取得できる休暇です。

 

事業所内保育所

事業内や事業所の近くに社員の子供を預かってくれる託児所を設ける制度です。

一般保育では預かることが難しい病中病後の子供を受け入れてくれる場合もあります。

 

家事代行サービス

子供が小さい場合や共働きの場合に大きな負担となるのが家事です。

この制度は会社が家事代行サービスにかかる料金の一部を負担することで、仕事に取り組みやすい環境を作ります。

 

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実際に企業で実施されている例

企業では仕事とプライベートの両立を図るために、様々な福利厚生制度を設けています。

育児と介護を両立できるような制度や健康面での負担を減らすことのできる制度が主流となっており、どのような制度を利用できるのかは企業により異なります。

 

リフレッシュ休暇

5年や10年、20年など、一定の勤続年数が経過したときに1週間程度の連続休暇をもらうことができる制度です。

 

ノー残業デーの導入

プライベートの充実を図るために、ノー残業デーを導入している企業が増えています。

毎月何日、何曜日など、指定された日は定時退社を推進し、プライベートの時間を設けることが目的です。

 

出産後の職場復帰がしやすいような取り組み

出産後に職場復帰しやすいように、育児休暇中はメールなどでコミュニケーションを取ったり、職場復帰前に講習を行ったりなど、さまざまな取り組みが進められています。

また、職場復帰後は短時間勤務や幼稚園、学校行事に参加するための特別休暇制度を設けている企業もあります。

 

メンタルヘルスケア

職場やプライベートでのストレスを軽減させて、心身ともに健康な状態で勤務することができるように支援する制度です。

悩みを相談するためのカウンセリング費用の負担や、ストレスを緩和する方法を身につけるセミナー費用などの負担をしてくれます。

 

まとめ

今回は「ワークライフバランス」についてと企業での取り組みや制度について紹介しました。

ワークライフバランスは仕事とプライベートの両立を目指し、仕事へのやる気やモチベーションを好循環させる社会を目指す制度です。育児や介護などそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができる環境に整えることで、社会での役割が果たしやすくなります。

また、プライベートの充実を図ることでストレスを軽減し、心身ともに健康な状態で仕事に取り組めるようになれるはず。ワークライフバランスの取り組み内容は企業により異なるため、福利厚生制度を確認してみるといいでしょう。

 

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