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Javaプログラムにおけるlong型の使い方【初心者向け】

初心者向けにJavaの整数型の1つであるlong型の使い方について詳しく解説しています。int型とは別に大きな整数を扱う時にlong型(64ビット整数)を使用しますが、実際にソースコードを書いて説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事ではJavaの整数型の一つlong型について説明します。

int型(32ビット整数)の範囲におさまらないような、大きな整数を扱う時にlong型(64ビット整数)を使います。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

long型の使い方について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

long型とは

long型は64ビット整数です。

最大値は263-1です。(Long.MAX_VALUE)

最小値は-263です。(Long.MIN_VALUE)

 

なぜlong型が必要なのか

Javaでよく使うのはint型、32ビット整数です。

最大値は231-1です。(Integer.MAX_VALUE)

最小値は-231です。(Integer.MIN_VALUE)

この範囲を超過すると(桁あふれ、オーバーフロー)、正しく計算を行えません。

このように大きな整数(int型におさまらないもの)を扱う時にlong型を使います。

 

long型の書き方

intと同じように変数名の前で型を指定します。

long n = 0;

 

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実際に書いてみよう

int型におさまらないような、大きな整数を扱う例です。

ソースコード

public class LongDemo {
  public static void main(String [] args) {
    int m = 2147483647;
    System.out.println(m);
    
    m += 1;
    System.out.println(m);

    long n = 2147483647;
    System.out.println(n);
  
    n += 1;
    System.out.println(n);
  }
}

実行結果

2147483647
-2147483648
2147483647
2147483648

解説

int型の変数mを宣言します。初期値は2147483647とします。これはint型の最大値です。

mをインクリメントします。本来、2147483648になるべきですが、オーバーフローが発生し、-2147483648になってしまいました。

long型の変数nを宣言します。同様に初期値は2147483647とします。

nをインクリメントします。今度は正しく計算でき、2147483648になりました。

 

以上、Javaのlong型について解説しました。

入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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