Pythonのデストラクタの使い方【初心者向け】
初心者向けにPythonのデストラクタの使い方について解説しています。デストラクタはコンスタラクタの対となるもので、インスタンスが破棄されるときに実行されます。デストラクタの呼び出し方とその処理を学びましょう。
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Pythonのデストラクタの使い方について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
デストラクタの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
デストラクタとは
デストラクタとは、インスタンスが破棄される時に自動的に呼び出されるメソッドです。コンストラクタ(初期化)の対になる処理で、ファイナライザとも呼ばれます。
一般には、プログラムが処理中に動的に確保したリソース(メモリ、ソケット、ファイルディスクリプタなど)を解放するのに用います。
詳細は公式の文書を参照してください。
デストラクタの書き方
クラス中で __del__ メソッドを定義します。
class Foo: def __del__(self): # 任意のコード
実際に書いてみよう
サンプルコード
class Foo: def __del__(self): print('デストラクタの呼び出し') f = Foo() print('インスタンスが生成された') del f print('インスタンスが破棄された')
実行結果
インスタンスが生成された デストラクタの呼び出し インスタンスが破棄された
解説
Fooクラスを定義し、デストラクタ __del__ を実装しました。
5行目でFooクラスのインスタンスを作成しています。
7行目でインスタンスを破棄したので、デストラクタが呼び出されました。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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