Rubyでハッシュに繰り返し処理を実行する方法【初心者向け】
初心者向けにRubyのeachメソッドの使い方について解説しています。これは配列に対して繰り返し処理を行うものです。each処理の簡単な例を実際にサンプルコードを書いて説明しているので、覚えておきましょう。
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Rubyのeachメソッドの使い方(配列またはハッシュに繰り返し処理を実行する方法)について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
eachメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
eachとは
eachとは、配列やハッシュなどの複数要素を含むデータ構造に対し、繰り返し処理を実行するためのメソッドです。
eachの書き方
配列/ハッシュオブジェクトに対し、eachメソッドを呼び出します。
eachメソッドでは後方にブロックを指定します。
ブロック内部で各要素に対する処理を記述します。
ブロックは{ }で指定する記法と、do-endで指定する記法があります。
詳細は配列のリファレンス、ハッシュのリファレンスを参照してください。
ary = ["foo", "bar", "baz"] # 記法1 ary.each{|x| # xが配列の要素となる } # 記法2 ary.each do |x| # xが配列の要素となる end
実際に書いてみよう
サンプルコード
ary = ["foo", "bar", "baz"] ary.each{|x| puts x } hsh = {"foo":"green", "bar":"yellow", "baz":"red"} hsh.each do |k, v| printf("key=%s, value=%sn", k, v) end
実行結果
foo bar baz key=foo, value=green key=bar, value=yellow key=baz, value=red
解説
1行目で配列aryを定義しています。
2-4行目で配列aryの各要素を表示しました。
6行目でハッシュhshを定義しています。
7-9行目でハッシュhshの各要素を表示しました。
変数kがハッシュのキー、変数vがハッシュの値になりました。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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