RubyでXPathを取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでXPathを取得する方法について解説しています。XPathはタグを階層構造にして取得したりすることが出来るもので、スクレイピングなどに使用さえます。特定のHTMLタグを取得することが出来ます。
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RubyでXPathを取得する方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
XPathを取得する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
XPathとは
XpathとはXML文章の中の要素や属性値を指定することができるようにする言語です。HTMLもXpathを使ってHTML文章の中の要素を指定することができます。
Xpathはツリー構造から特定の要素や属性値を取得するためにロケーションパスを使います。ロケーションパスとはURLのように/html/body/divとして”/”で区切って指定する方法です。
XPathを取得する方法
nokogoriというスクレイピングできるRubyのライブラリーを使ってXpathを取得してみましょう。
require 'nokogiri' file1 = File.read(ファイル名) file2 = Nokogiri::XML(file1) set = file2.xpath(ロケーションパス)
のように読み込まれたファイルに書かれている該当のロケーションパスを取得します。
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう!!
# diary.html <html> <head> <title> <h1>日記帳</h1> </title> </head> <body> <div> <h2>日記内容</h2> </div> <h2>投稿日</h2> <div> </div> </body> </html>
# diary.rb require 'nokogiri' d_file = File.read('diary.html') file = Nokogiri::XML(d_file) set = file.xpath('/html/head/title') p set.text #$ ruby diary.rb #=> #"n日記帳n"
file.xpath(‘/html/head/title’)
htmlタグの中のheadタグの中のtitleタグを取得しています。
こちらをsetに代入してset.text でテキストを出力しています。n日記帳nと出力されました。また、タグの数を数えるsizeメソッドで使われているタグの数も出力することもできます。
# diary.rb require 'nokogiri' d_file = File.read('diary.html') file = Nokogiri::XML(d_file) set = file.xpath('//div') p set.size #$ ruby diary.rb #=> 2
こちらは//divで全てのdivタグを取得します。sizeでその数を出力しています。
監修してくれたメンター
町田耕
大学卒業後、塾の数学科講師として数年間勤めた後、会社の経営に携わる。 会社経営時代は主に財務関係が中心に担当していたが、インフラエンジニアの妻の勧めもありプログラミングを独学で学び始める。プログラミングのセミナーなど数多く受け、IT関連の受託開発会社に勤めた後、ITシステム開発会社を設立。 現在、システムの請負としての業務を行う傍らテックアカデミーのRuby on Railsのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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