Railsのsave!メソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRailsのsave!メソッドの使い方について現役エンジニアが解説しています。save!メソッドはモデルのインスタンスをデータベースに保存します。saveメソッドとの違いは、保存できなかった場合にfalseを返すか例外おを発生させるかの違いになります。
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Railsのsave!メソッドの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Railsのsave!メソッドの使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
保存メソッドとは
newメソッドでモデルのインスタンスを生成できますが、newをしただけではデータベースには保存されていません。また、既存のデータを User.find(1).name = “taro” のように更新しただけでは、変更内容は保存されません。
次のアクセス時に作成/更新したデータを参照したい場合には、保存メソッドでデータベースに保存をする必要があります。
save/save!メソッドとは
save/save!メソッドはデータベースに保存をするためのメソッドです。
newで生成したインスタンスや、findで取得したインスタンスでsave/save!メソッドを実行すると、データベースに保存されます。
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save/save!メソッドの使い方
saveも save!も同じように、インスタンスを 生成/取得 した後に使います。
user = User.find(1) user.name = "taro" user.save user.name = "kenji" user.save!
どちらもデータのバリデーション(検証)と、データベースへの保存を行うメソッドですが、何が違うのかを簡単に説明します。
前提:バリデーション(検証)とは
データベースに保存する前に、データそのものの妥当性を検証する仕組みのことをバリデーション(validation)と呼びます。
nameカラムを持つUserモデルを例にして説明します。Userには名前(name)が必須なシステムの場合、app/models/user.rbを次のように編集すると、データベースに保存する前にnameが設定されてるかを検証してくれるようになります。
class User < ApplicationRecord validates :name, presence: true end
saveメソッド
saveメソッドは、保存に成功したらtrueを、保存に失敗(バリデーションに失敗)したらfalseを返します。ですので、if/else文で保存できた場合、できなかった場合とで処理をわけると良いでしょう。
save!メソッド
save!メソッドは、保存に成功したらtrueを返しますが、保存に失敗(バリデーションに失敗)したら例外が発生します。ですので、保存できなかった場合の処理はrescue節で行う必要があります。
実際に書いてみよう
saveメソッド
if文の条件式部分でuser.saveとすることで、データベースへの保存処理とその結果による条件分岐を行っています。必要に応じて、保存 成功/失敗 時の処理を追加してあげるとよいでしょう。
user = User.new(name: "koji") if user.save puts "保存に成功しました" # 保存成功時の処理 else puts "保存に失敗しました" # 保存失敗時の処理 end
save! メソッド
save!メソッドは、保存失敗時は例外が発生するので、begin/rescue節で処理を分けています。
こちらも必要に応じて、保存・成功/失敗 時の処理を追加してあげるとよいでしょう。
user = User.new(name: "koji") begin user.save! puts "保存に成功しました" # 保存成功時の処理 rescue ActiveRecord::RecordInvalid => e puts e puts "保存に失敗しました" # 保存失敗時の処理 end
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筆者プロフィール
メンター稲員さん
フリーランスエンジニア。 経験言語:Ruby、Rails、Python、C/C++、Java、Perl、HTML/CSS3、JavaScript、CoffeeScript,Node.js。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

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