Pythonでルート(平方根)を計算する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでルート(平方根)を計算する方法について解説しています。平方根とは累乗されているものを戻すような計算になります。Mathモジュールのsqrt関数を利用します。他のプログラミング言語でもMath(数学)クラスやモジュールが用意されています。
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Pythonでルート(平方根)を計算する方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
目次
なお本記事は、テックアカデミーのPythonコースの内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
ルート(平方根)を計算する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
ルートを計算する方法
Pythonでルート(平方根)を計算するには、mathモジュールのsqrt関数を使います。
計算結果は無理数のため、有限の桁数しか扱えないコンピュータでは誤差が生じます。
厳密な計算をする場合には、計算精度にも注意します。
ルート計算用モジュールを使う方法(math.sqrt、numpy.sqrt)
ルートを計算するにはmathモジュールのsqrt関数を使います。
以下のようにmathモジュールをインポートしてから、sqrt関数を呼び出します。
sqrt関数は引数の平方根のうち、正の数を返します。
import math math.sqrt(x)
科学計算によく使うNumPyでもルート計算の関数が提供さています。
行列の要素の平方根を一括で計算でき、コードが簡潔になります。
詳細は公式のリファレンスを参照してください。
import numpy numpy.sqrt(array)
実際に書いてみよう
サンプルコード
import math import numpy print(math.sqrt(4)) print(math.sqrt(5)) xs = numpy.arange(10) print(numpy.sqrt(xs))
実行結果
2.0 2.23606797749979 [0. 1. 1.41421356 1.73205081 2. 2.23606798 2.44948974 2.64575131 2.82842712 3. ]
解説
最初にmath.sqrt関数を使う例です。
4の平方根を計算したので、2が表示されました。
5の平方根を計算したので、2.23…が表示されました。
(無理数なので、途中で打ち切られています。)
次にnumpy.sqrt関数を使う例です。
0から9の配列xsを作成しました。
numpy.sqrtを適用すると、平方根を計算した要素を含む、配列になりました。
監修してくれたメンター
橋本紘希(はしもとこうき)
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Pythonを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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