JavaScriptのonchangeイベントの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptのonchangeイベントの使い方について解説しています。onchangeイベントは何か変更があった場合に処理を行います。HTMLのタグに関数名を設定する方法とJavaScriptでHTML要素を取得してイベントを設定する方法があります。
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JavaScriptのonchangeイベントの使い方について解説します。
実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
onchangeイベントの使い方について詳しく説明していくね！
お願いします！
JavaScriptのonchangeイベントとは
JavaScriptでプログラミングを行っていると、ユーザーの入力に合わせて動的に表示内容を変えたい場合があるでしょう。そのような場合に便利なのがonchangeイベントです。onchangeイベントはHTML要素の値の変更が完了した時に発生するイベントです。
対象のHTML要素は <input> と <select>、及び <textarea> です。値の変更が完了したタイミングは、 <input> と <textarea> は入力が完了して他の要素にフォーカスが移動した時、<select> は選択値が変わった時になります。
onchangeイベントについて、さらに詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にすると良いでしょう。
onchangeイベントの書き方
onchangeイベントの書き方は2つあります。1つ目はHTMLで指定する方法です。
<input onchange="関数名()">
2つ目はJavaScriptで指定する方法です。 document.getElementById(“要素名”)で対象の要素を指定します。関数名を指定せず、以下のように直接function()を記述することもできます。
document.getElementById("要素名").onchange = function() {
// onchangeイベントが発生した時の処理を記述する
};
onchangeのようなイベントが発生した時に動作する関数をイベントハンドラーと呼びます。
実際に書いてみよう
今回のサンプルプログラムでは、2つの書き方でonchangeイベントを書いてみましょう。まずはHTMLで指定する方法です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8"/>
</head>
<body>
<input type="text" id="input_message" value="" onchange="func1()">
<div id="output_message"></div>
<script language="javascript" type="text/javascript">
function func1() {
var input_message = document.getElementById("input_message").value;
document.getElementById("output_message").innerHTML = input_message.toUpperCase();
}
</script>
</body>
</html>
実行結果は以下のようになります。
次に、同様の処理をJavaScriptで記述してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8"/>
</head>
<body>
<input type="text" id="input_message" value="">
<div id="output_message"></div>
<script language="javascript" type="text/javascript">
function func1() {
var input_message = document.getElementById("input_message").value;
document.getElementById("output_message").innerHTML = input_message.toUpperCase();
}
document.getElementById("input_message").onchange = func1;
</script>
</body>
</html>
実行結果は先ほどと同様です。inputタグのonchangeの記載が無くなり、代わりにJavaScriptの最後にdocument.getElementById(“input_message”).onchange = func1;でイベントハンドラーと紐づけています。
筆者プロフィール
| この記事を監修してくれた方
太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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