JavaScriptで配列から重複を削除する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptで配列から重複を削除する方法について解説しています。配列の値から重複を見つけるには、繰り返し文(ループ)で要素を1つずつ展開してチェックしていく方法や配列の全ての要素に処理を適用してくれるfilterメソッドを使用します。
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JavaScriptで配列から重複を削除する方法について解説します。実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
配列から重複を削除する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
配列から重複を削除する方法
今回はJavaScriptで配列から重複を削除する方法について考えていきましょう。
配列から重複を削除する方法は様々考えられるのですが、JavaScriptではfilterメソッドとindexOfを用いると比較的簡単に実装ができます。
まずはこのfilterメソッドとindexOfメソッドについておさらいをしてみましょう。
filterメソッドとは
filterメソッドは下記のように書くことができます。
配列.filter(コールバック関数);
配列に対して、要素が順番にコールバック関数を呼び出し、戻り値として真が返された要素のみを返すのがfilterです。具体的には以下のように書けます。
配列.filter(function(順番に処理する配列の要素, 順番に処理する配列のインデックス, 配列自身){ return ここの式が真なら対象の要素を返す、偽なら何も返さない。 });
indexOfメソッドとは
配列から任意の要素を検索し、その初めの要素のインデックスを取得するときにはindexOfメソッドを使います。以下のように書きます。
配列.indexOf(検索したい文字列);
実際に書いてみよう
上記のfilterメソッドとindexOfメソッドを使って配列から重複を削除してみましょう。filterとindexOfを使ってヒットした最初の要素のみを返すことで重複を削除する、という流れになります。
var array = [1,2,3,3,2,2,5,10,10,10]; array.filter(function (x, i, self) { return self.indexOf(x) === i; }); console.log(b); // [ 1, 2, 3, 5, 10]
考え方が難しい重複削除ですが、強力なfilterメソッドを使いこなすことで、比較的楽に実装ができます。是非使いこなしてください。
筆者プロフィール
この記事を監修してくれた方
メンター小原さん 小学生のときからプログラミングで遊んでいる31歳。 好きな言語:Ruby、Python、Go |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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