Pythonのfromの基本的な使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのfromの基本的な使い方について解説しています。importはモジュールを読み込むための命令文ですが、fromを使うと一部のクラスやメソッド、ファイルを読み込むことが出来ます。またクラス名を書く必要がなくなります。
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Pythonのfromの基本的な使い方について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのfromの基本的な使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
fromとは
あるモジュールから一部だけをインポートしたいときに使用します。
mathモジュールの sin, cos, tan関数のみをインポート、という使い方ができます。
またimport math だと、使用するときに math.sinやmath.cosのように、モジュール名.関数名と書く必要がありますが、fromでインポートすると直接sinやcosのように書けます。
importとは
モジュール全体を読み込みたいときに使用します。import mathとすることで、mathモジュールのすべての関数などが使えるようになります。
関数などを使用する際には、math.sinのように書く必要があります。
基本的な書き方
from <モジュール名> import <インポート対象>
のように書きます。複数まとめてインポートする場合は、カンマ(,) で区切って記述します。
実際に書いてみよう
mathモジュールから三角関数に関するものを読み込んで、計算してみましょう。sin, cos, tanの引数はラジアンなので、角度からラジアンに変換するradiansも一緒にインポートしています。
from math import sin, cos, tan, radians sin90 = sin(radians(90)) cos180 = cos(radians(180)) tan45 = tan(radians(45))
監修してくれたメンター
メンター稲員さん
フリーランスエンジニア。 経験言語:Ruby, Rails, Python, C/C++, Java, Perl, HTML/CSS3, JavaScript, CoffeeScript, Node.js |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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